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たんじゅん農の非常識の常識

参考資料1
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「たんじゅん農法」非常識な常識 
            9*3
― 自然の側から観る「自然農法」 ―

Ⅰ 自然農法の基本

1) 自然の側から観たものが「自然農法」
 「炭素循環農法」(「たんじゅん農法」と略称)は、科学的な意味での「自然農法」。人間の側(天動説)からでない、自然の側から(地動説)の農法をいう。
一般的に言われている<自然農法>は、人間の側からの見方・考えが入っているので、いろいろ提唱した人間の名の数だけある。
 しかし、本来「自然農法」は、向こう(大元)からだから、一つしかない。それは、科学であり、「単純、明快、矛盾なし」。
2) 不自然であってもいい、反自然であってはならない
 自然とは、すべてが生き生きと活かされてある状態。作物の成育が悪いとか、虫の着くのを人間が我慢するとか、それは反自然。
 一般的な<自然農法>のほとんどは、自然な姿を求め、反自然になっている。
畑は不自然、農機具も不自然。だが、虫も機械も、化学資材さえも、すべてが活かされ、生き生きとしているのが自然。
3) 地球全員が食れる、生産性の高い農業が自然農業。
 一部の人しか、食べれない、生産性の低い農業は、自然農業ではない。たくさん取れて、ほどほど儲けて、みんなが豊かに食べられてこそ、自然農業。                      
 自然農業というなら、そんな農業をやっていく覚悟がいる。
 農をやる人も、食べる人も、みんなが、生き生きとする農業。

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『現代農業』09年10月号

参考資料2
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           炭素循環農法
( 月刊雑誌『現代農業』農文協2009年10月号より抜粋)      城 雄二
 肥料分はいっさい入れず、廃菌床やチップや半生の草など炭素率(C/N比)の高いものをひたすら大量に投入していくだけで、慣行農法の2倍の収量を上げられる――。そんなブラジル発の「炭素循環農法」(2004年10月号以来たびたび紹介)に取り組む人が、ジワジワ増えてきている。 日本で実践者のネットワークを作ろうとしている城雄二さんに、その実践談と見えてきた課題を紹介いただく。 (編集部)

粘土質の畑が4カ月でホカホカに
 無農薬有機でやってきて10年。粘土質の茶畑と田んぼを3年前に借りて畑にしてみたが、ご近所の忠告どおり、タマネギもニンジンもダイコンもうまくできない。
 ところが、今年3月に知った農法に変えて4カ月。土がホカホカに変わってきた。
 使った資材は、キノコの菌床や木材チップ・せん定の枝葉・草。すべて生。それらを畑に敷いて、表面を5cmかき混ぜただけなのに、大変化。
 ジャガイモの土寄せがラクになった。ダイコンを春に播くといつも虫にやられるが、今年はそれがなく、小学生の「足」くらいになった。春に播いたハクサイは、アオムシがつかず、冬よりも立派に育った。ヤマイモも、例年夏には葉が虫のエサになるが、今年は葉が茂る。エンドウを比較実験したら、有機肥料のほうはハモグリで葉が黄変したが、新農法では元気で、たくさん収穫できた。一面に生えていたジシバリが腰を浮かせ、たやすく抜ける。草の種類も変わってきた…。
 この農法は「炭素循環農法」(愛称「たんじゅん農法」)という。じつは昔から一部の篤農家がやってきた農法。ただ原理がわからなくて、誰でもマネできなかった。それを、林幸美さん(インターネットで「炭素循環農法 百姓モドキの有機農法講座」を開設。ブラジル在住)が自然の側から整理し、マネのできるものにした(その講座の引用は『 』で示す)。

「発酵型」の畑なら、虫がつかない、収量があがる、おいしくなる…
『虫がつく作物は虫のエサで、人間の食べものではない。虫は腐敗を好む。化学肥料や堆肥を入れれば腐敗層ができ、「腐敗型」の微生物やミミズが増える。味はまずくなり、土は固くなる…』
 エー、堆肥を入れるほど腐敗型になって土が固くなる? 常識とは違う。でも確かに、畑はその通り!?
 『一般に自然農法といっているものも、たいていは人間の考え(耕さない、草を取らない)に縛られている。マネしてもうまくいかない。だから(人が)頑張る。頑張らなければならないのは、自然の法則に逆らっている証拠。
 不自然はいいが、反自然はまちがい。自然の側から、自然の知恵、法則に任せていけば、土は「腐敗型」から「発酵型」への転換が進み、万事うまくいく。それが自然の仕組み』
「腐敗型」と「発酵型」の違いは、腐敗菌が主か、発酵菌が主かの違い。酸素が不足し、炭素に対してチッソが多くなると腐敗型の土になる。化学肥料や堆肥を入れている一般の畑ではチッソが多く、酸素不足の土中では腐敗はまぬがれないという。
 『いま日本では腐敗型の土が一般的であるが、発酵型に転換すればうまくいく。転換後ふつう2~3年かかる。すると作物がおいしく、虫がつかなく、収量が普通以上になり、資材代も安くなる。連作できる。いや、マメ以外は、連作するほうがいい。収穫したらすぐ次を植える。これは大規模農家でも家庭菜園でもプランターでも可能な、生産性の高い手抜き農法である。世界中の人が食べていける農業が、〈自然〉農業』
 そんなうまい話があるものだろうか? 誰でも、どこでもやれる実践法なのか? それは、やって確かめるしかない。実践している方を長野・神奈川・愛知と訪ねてみた。納得、納得。

ポイント(1) 肥料をやめる
チッソは腐敗菌を増やす
 この農法の第一のポイントは、肥料をやめることだという。
 『人間の食べものは、発酵型の土から育つ。山の土は発酵型。山にミミズはまれ。
 畑を発酵型にするには、作物には肥料という考えをやめること。人間の食べものに肥料は不要。むしろ、害になる』
 なぜか。チッソを肥料とする農学に基づいた農業では、化学肥料も堆肥も欠かせない。しかしそれが炭素に対するチッソ比を高め、腐敗菌の住み家を提供し、まずい野菜、人間の食べものではなく病気や虫の好む野菜を育てた。それは、「作物を育てるのは肥料」という考えがはまった迷路なのである。

ポイント(2) 炭素の「卸商」を飼う
生の炭素資材をジワジワ分解常に余分な肥料がない
 では、どうするのか。要は、いつも土中に肥料がない状態が理想。肥料を与えるのが人の役とする迷信をやめて、発酵型の微生物の住む環境を用意する役に「頭」を転換すること。つまり第2のポイントは、野菜育ては微生物に任せ、農家は発酵を助ける微生物を飼う役に専念する。そのためには…
 『チッソに対する炭素を増やすことがポイント(C/N比40が目安)。世界の人口を養うための畑の炭素量は、野菜の光合成だけでは足らない。それでこの農法では、畑に炭素資材を「山」の数倍も、堆肥にしないで生で供給する』
 生で腐りにくい有機質はC/N比が40以上と高い。腐りやすいものはC/N比が低く、10程度。
 炭素資材が野菜の根に届くまでには、炭素の「卸商」と「小売商」の2種類の微生物が働く。炭素の「卸商」は、糸状菌などの菌類。「小売商」は、バクテリアなどの細菌類。
 「卸商」は、枯葉などの炭素資材を中間物質に分解し、粘っこいものを出して包み、一時保管する。それが土の「団粒化」。空気が入り、水はけもよく、発酵型の畑になる。
 いっぽう「小売商」は、「卸商」が用意した中間物質などを完全に分解して、最後は無機質にするのが役割である。世にあるものを生命のピラミッドの底辺に戻す浄化の役割をしている。もちろん、「卸商」も、「小売商」によって最終的に消される。
 C/N比の低い堆肥などを入れる一般の畑では、「小売商」はいるが、「卸商」はほとんどいない。これが腐敗型。作物は、富栄養化した環境で病気がちになり、虫がつく。味も腐敗型で、生産性も上がらない。耕しても、雨が降るとすぐに土が硬くなる。
 それに対してこの農法では、「卸商」が炭素資材から作った団粒化した「中間物質倉庫」から、「小売商」が炭素を少しずつ取り出し、せっせと分解して養分をつくる。それをすぐに植物の根が吸収していく。だから土中には余分な肥料がない。作物は、小売商におんぶにだっこのその日暮らし。
 つまり農家の仕事は、「卸商」となる微生物の飼育。生の炭素資材を与えて、炭素の「卸商」を飼い続けること。木やせん定枝のチップ・草・生の野菜…。種類も量も、腐敗しないなら、なんでも、いくらでも入れていいという。

年間で反当 10tの炭素資材―入れるたびに数cmかき混ぜるといい
 そこで、この春から合計2反の田畑でこの農法の検証を始めた。畑には肥料も堆肥も入れない。「卸商」である糸状菌は、畑にもいる。それにエサとして、チップや草や葉、キノコの廃菌床など、堆肥にしないで生のまま1,2cm撒いて、5cmぐらいの表土と和える。(ただし、チップは、数か月山に積んで、発酵が始まり、匂い成分が抜けてから、使う)。
 供給量のポイントは、入れたものが腐らない程度。資材を2カ月おきぐらいに入れ続ける。おいしい作物をたくさんとるには、年間で炭素資材を10a当たり10t入れるのが目安。平均すると、毎月、厚さ1cm炭素資材を入れる。
 すると、土中の糸状菌によって、炭素資材は徐々に分解され、数カ月でフカフカの土になった。土は富栄養化していないので虫もいなく、徐々に発酵型の野菜ができつつある。
 作物の世話は、人間よりも微生物のほうが上手。人間がするのは大きなお世話! 農業の常識とは違うが、直感では、そのほうがホントの気がする。実際、徐々に成果が出てきている。まだ、これからだが…楽しみ。
 
埋もれた炭素資材を活かしたい
「たんじゅん農法」は、長い方でもまだ数年。ほとんどは最近始めた方。でもこういう時代だから、この農法の原理や方法に関心は高まっている。今年も春にブラジルから林さんが帰られ、2カ月間、日本全国20カ所の圃場を手弁当で回られた際、新しい方たちと活発に意見交換がなされた。
 ネットのmixi(炭素循環農法)でも、情報を交換しあっている。
 今後の一番の課題は、慣行農法の2倍の収量を得るには炭素資材が供給不足であること。日本は資材が豊富だが、埋もれている。茶葉・モミガラ・廃材・竹なども活かしたい。
 もう一つは、キノコの廃菌床が手に入りにくいこと。それでチップと草、それに1m2あたりスプーン3杯の米ヌカで手作りする(雨の当たらないところで、山に積んで2~3カ月放置する、あるいは畑に直接撒いて徐々にチップが発酵するのを待つ)手もある。
 まだ実践者が少ないので、お互いに情報交換をしあって交流を深め、資材を地域で手に入れやすくする知恵や仕組みを作っていくことも課題である。そうすることで、農業を目指す、あるいは目指したい若い方たちに、高い生産性をあげ、家族が楽しく生活できる農法であるかどうか、農の復活に向けて、示していきたい。       

参考;原理・考え方は、ホームページ『炭素循環農法』http://page.freett.com/tenuki/
実践情報は、ホームページ『たんじゅん農法の広場』http://tanjunnou.blog65.fc2.com/

連絡先 城 雄二 メール;tanjun5s@gmail.com (静岡県掛川市上西郷7043)

簡単 紹介

「炭素循環農法」とは何?
    学研『野菜だより』 2010年新春号 47Pより

手のひらの上で
だれしも、安全で、おいしくて、健康になる、野菜を食べたい、育てたい。

 だがしかし、
 自然と離れて、野菜はない。
 人間の前に、自然があり、
 人間の中に、自然がある。

 自然の力で、野菜が育つ。
 人間は、自然法則の手のひらの上で踊っている。踊っているのも、自然の力。
 自然も、人体も、自然の法則に沿って動いている。
 自然の法則に逆らって動くのは、人間の頭の中だけ。
 野菜が虫に食われるのも、自然の法則に従っている。
 それを、人間の側から考え、悪戦苦闘している。近代農業も近代医学も、もがいている。
 だが、その難問も、自然の側から観れば、そうなるように、人間がしているだけ。明快、矛盾なく、解明される。
 自然の法則から外れているから、複雑、頑張り、矛盾になっている。

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自然基準から観た上古代農業

炭素循環農法のhpに、新たな記事が載りました。

新しい年を迎えるにふさわしい、未来側から観た、人類史の記事です。

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タイムトラベルしてみませんか?
http://freett.com/tenuki/sanko/shiryo8.html

こんなところかな?
http://freett.com/tenuki/jissen/tenkan2.html

たんじゅん農法 読書会 2

HP「炭素循環農法」の読書(勉強)会・・・・「好気状態にして糸状菌を 働かせれば腐植は減り、黒い土でも本来の土の色に戻る。」(笑)。 全体に公開2014年02月09日01:37

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Q & A 1  3. 腐植?(過去の栄光)

http://freett.com/tenuki/qa/qa1.html#Q3

 腐植も堆肥同様カス。

微生物が消化できなかった残り物。

嘗て土壌中で有機物の分解が不完全な形で行われた証拠。

土の「汚れ」あくまでも結果です。

ありがたがる程のものではありません。

 汚れ:
嫌気環境や腐敗で生成される。日本に多い黒ボク土や日本国外の黒土(チェルノーゼム)には
特に多い。農耕地に適していると言われるが、酸欠でリグニンを分解するキノコ菌が
活動出来ず残った成分。自然状態で無くとも有機物を大量に入れ腐らせれば
土を真っ黒にすることが出来る。腐食自体に害はないが好気状態にして糸状菌を
働かせれば腐植は減り、黒い土でも本来の土の色に戻る。

条件に応じ働く微生物が違い、
堆肥農法(腐敗環境)なら黙っていても汚れ(腐植)は勝手に増えます。

堆肥農法では元の有機物の絶対量が多い上に、キノコ菌が利用できない有機物が多く、
働ける環境も整っていないため腐植量が増えます。

 元の有機物の絶対量: 堆肥は元の資材の60%~20%ほどに減量する。
 しかし、腐植の主成分である超難分解性のリグニンはそのまま全量残る。 

 キノコ菌が利用できない: 腐敗している物は利用できない。
 完熟化すれば腐敗は止まるが炭素比が低く、圃場に投入すれば土壌全体を腐敗環境にする。


何れ分解し作物の養分として有効化します。
しかし、新たな土壌改良力や養分捕捉、可吸化=養分供給力は残っていません。

死に金(定期預金、年金)のようなもの。

過去の微生物活動の名残でしかない腐植の多寡を問題にしても始りません。

今現在、生きている土壌中の生物量(バイオマス)が最も重要。
バイオマス=養分供給力です。
過去の栄光(戦果)ではなく現在の兵力(バイオマス)がものをいいます。

要は養分の供給体制さえ整っていれば良いわけで、
貯金はなくても常に相応の収入があれば、収支バランスはとれます。

腐食の主成分リグニンはキノコ菌のご馳走。
堆肥農法から炭素循環農法に転換すると逆に腐植は減ります。
キノコ菌(糸状菌)の分解過程は水溶性成分以外のものを残さないためです。

腐植は減っても有効炭素量(循環量)さえ十分なら、
養分不足や土壌物理性の劣化は起こりません。

腐植はいわば微生物の糞。
土を糞まみれにすれば病虫害がでて当たり前。土は清浄度が大切。

腐食が増えなければ土の色が黒くなりません。

有機物を大量に入れても、
ここ(ブラジル)の場合は熱帯性ラテライト土壌の特色である赤色のままです。

日本の水田では真っ白になりました。
 
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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