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Q&Q 畜糞、おが粉の使い方と自然の仕組み

1)スギナしか生えない畑もあり、きれいすぎる、少し汚した方がいい、と言われました。
  まずは畜糞を入れて多種類の雑草が生える状態にしたらどうか、とのアドバイスを受けました。
  しかし、畜糞を畑に入れることにはこだわりがあって、どうしてもできないのです。


&Q1: 
  こだわり、それはそれで、いいではないでしょうか。
  ただし、そのとおりになります。それが自然・天然の仕組みです。
 自然・天然の仕組みは、あちら側から観ることでしかわからない。

 こだわりは、自己の頭のなかの、過去に知った文字、言葉にしがみついていることです。
 自己の世界は、過去の世界です。
 未来を、過去から見る世界です。
 自己の数だけ、こだわりがあります。

 こだわりの「天動説」が、「地動説」に変わるのに、100年かかりました。
 あまたのこだわり、「脳」生活が、向こう側から観る、「自然・天然」生活に転換する、いまの時代。
 しかし、やはり、100年かかるのでしょうか。

 みんな、何らかのこだわりで、自己の世界を生きているのですが、
 それが当たり前になっていて、こだわりにさえ気づいていないのです。
 
 こだわりは、過去の側、からやっていること。
 いくら、やっても、「未来側から」、「自然・天然の側から」の農、生き方とは、真逆。
 その違いが、わかることさえありません。

 過去は、脳の中にあり、いくら自然・自然と農をやっても、「自己の世界の農法」には変わりありません。
 
 自己とは、過去と同義語。自己の世界とは、言葉・文字の世界です。
 それでは、その通りの畑に、その通りの人生になるだけではないでしょうか。

 ただ、何にこだわっているか、それに気づくために、この農法があるのかもしれません。

 かなりの方が、自然の仕組みを知らないで、自然のまねをしようとするこだわりを持っています。
 もどきさんは、それを自然農法症候群と言っていますね。
 だれのなかにも、それは多少の差はあれ、あります。

 それは、命が、自然・天然の側から届けられていることを、どこかで知っているからでしょう。
 それを、本能的に探し求めているのです。それが人間です。
 人間だけがそれを、頭で知りたがっているのです。頭があるために。
 
 でも、その命、自然・天然は、自己・頭・過去からは、真逆で、自己からは分かりようがないものです。
 
 仕事、研究、人生、楽しさ、やりたいこと、・・・・健康、幸福、平和。
 すべて、二つあることに頭が気がつけば、
 あとは、どちらからやっているか、どちらをやるかは、ご自由にでしょう。
 
 自然・天然の仕組みは、偉大であり、寛容です。そして、厳格です。一つしかない、例外はない。
 
 それに反すれば、いかに思いや強い意志があっても、そうはならずに、迷路が用意され、
 複雑、暗欝、矛盾だらけの 日々になる。
 その通りの今になっていないでしょうか。
 
 人間の思い・考えではなく、自然・天然の仕組み、理を知る。
 
 自然の仕組みは、
 未来側にあり、命、人間の本生を用意してくれているものでしょう。
 
 それは、単純、明快、矛盾なし。
 未来側、自然天然の側から観れば、すべて、そうなっているのではないでしょうか。

 病気も、混乱・行き詰まりも、
 過去、人間の脳・自己の側からではなく、未来側から観れば、
 なるほど、なるほど、単純、明快、矛盾なし。
 
 すべて、その二つの世界に気付く材料でしょう。
 畑も、チップも、おがこも、こだわりも・・・。

 とてもいい時代、ちょうどいい時代にに、生きている。生かされている。
 有り難いことです。
 ありがとうございます。

2)おが粉がどさっと運ばれてきました。どう使えばいいのでしょうか。
  米糠を手に入った分だけ混ぜていますが、畑で「処理」するいい方法がありますでしょうか。


&Q2: 
  おがい粉は、目が細かいですか。それだと、なかなか、微生物のエサになりませんね。
 たくさん入れると、むしろ、酸欠で、下の土の微生物を窒息死させ、その結果、腐敗になりかねません。
 何がいいとか、悪いとかはありません。
 その通りなるだけです。
 
 いったい何をやりたいのかで、いい、悪いは逆転します。
 もどきさんが、だれだれさんが、こう言った、ああ言ったでは、右往左往の日々、
 自然農法症候群の拡大再生産です。
 
 もし、自己・過去の側から、人間の脳の側から、やっていくのであれば、
 その自己の数だけ、いい悪いがあります。
 
 現在の農業は、それを示していますし、農だけでなく、すべて、そうです。
 それが争い、迷い、未解決の原因でしょう。
 
 もし、もう一つの側からやって行きたければ、
 仕事を、生活を、研究を・・・・

 自然の仕組みがどうなっているのか。それを知るしか、
判断、研究、生活のしようがありません。
 それを、感じ取って、そこからやっていく。

 たんじゅん農法は、そのための、感じ取る材料です。問いです。
 その中から、自然の仕組み、自然・天然の理を、すくい取るために、畑で遊ばせてもらっているのでしょう。

 だれしも、人は、ホントは、どこかで、それを探しているのではないでしょうか。
 それを感じ取り、それを脳の力で、未来側の答えを厳密に整理して、
 それに従って、未来側に従って、やってみることです。

 自然・天然の仕組みは、
 単一の、偏った微生物が住んでいる状態か、安定なのか、みんなが栄えるのか。
 多様で、豊富な微生物が住んでいる状態が、安定なのか、みんなが栄えるのか。
 そこから出発しないと、どうしたらいいかは、観えてこないでしょう。 

 これでは、答えになりませんね。Q&A ではなく、Q&Q です。(^-^)

 ここに書いたものは、答えではありません。
 自己の側からでは答えでしょうが(^-^)
 すべて、問いです。
 問いの答えは、自然・天然の側にあります。

 畑に、生活の場に、答えがあります。
 すべて、その通りになっています。
 楽しいです。
 
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まずは、はじめたい 

質問 まずは、たんじゅん農法をはじめたい。   k。m(2010,8,8)

Q1)何とかロータリーかけて畝立てして人参の種蒔き1回目を13日に予定

  &Q;
     たんじゅん農法でやられるのでしたら、それなりに、農法を、ホームページをしっかり読んで、理解してからでないと、単に、肥料をやらないだけだと、どこかの、自然農法のまねにしかなりません。
     やっていることが、いかに、無肥料でも、頭の中が、自然の仕組みを理解していないで、自然がいい、自然のままの畑がいいという考えだと、自然風慣行農法にすぎません。
     木村・・、赤嶺・・、すべて、そうないでしょうか。それらと、たんじゅん農法の、異いはは、なにでしょう。
     たんじゅん農法を実践するとしたら、まず、何が大事でしょうか。
     どちらでも、ニンジンはできます。でも、できも、味も、大いに、異なってきます。
     まずは、頭の転換が、出発ではないかとします。どう転換?。

Q2)資材は今日見てきたところで、剪定や木の幹や竹を一応3センチぐらいに刻んであるもの、、直後のものは尖ってものもあり刺さりそう。2回刻み機械をかけたものは扱い易そう。草だけのもありこの時期のは種がないとのことでサイレージの香りがする。どれも2トン車500円。建材は一切扱ってないとのこと。

  &Q;   こういう資材を、何のために使うか、です。これは、肥料とどう違うのか。畑に、これをいれると、どうなるのか。
 
Q3)畑の道挟み隣が竹林でそこの落ち葉を貰いそれを種蒔き後に敷き、草を敷き、枝チップを敷くというのでどうでしょう。

  &Q;
   これでは、一般的にいわれている、自然農法ですね。ここでいう、自然風慣行農法。それはそれでいいのです。人間(じつは自己)の側から、いくらやっても、それでは、一般的な慣行農法となんら変わりはありません。
   では、自然の側から観たら、どうなるのでしょうか。

 その前に、頭が、天動説から、地動説に転換しないと、ヤマギシと、おなじことになるのではないでしょうか。
 どんなに、公意行といっても、頭が、私では、公の演技をしているだけ。
 どんなに、自然農法といっても、頭が、人間(自己)では、自然を見たと、勘違いしているだけ。

 地球の反対側にいても、脳が天動説では、過去から観ている限り、同じこと。
 自然(天然)から観なければ、自然(天然)は観えない。
 脳(心)の地動説には、ならない。

 命のはたき、心のはたらき、は、脳の転換、過去から未来を見るのではなく、
 未来から過去を観る、転換が必要なのではないでしょうか。

 自然(じつは天然)の意思(働き)と、人間(自己)の思い(考え)が一致したとき、
  自然(天然)は、すべてを人間(自己)に与える。

 その実践をやっていきたいと、しています。
 それをやっている方、3名と、会いました。
 楽しいです。

 簡単、明快、矛盾なし。

 何をやっても、いい。誰が言うことをやってもいい。
 耕そうが、耕すまいが、いい。
 その結果、自然の仕組み、働きの通りに、結果がでます。
 結果がよければ、どれでもいいのです。
 それがたんじゅん農法。

 結果は、自然(天然)が出します。
 
 心、命は、どこにあるのでしょうか。

 心や、命。それはなにか。それの答えの応用でもある農法です。

 それに関心がある方のための、農法です。
 いえ、関心があるだけでなく、それを明らかにする、証明する、実践する農法です。

 簡単で、誰でも、マネのできる、農法。

 誰でもできなければ、それは、自然(天然)の仕組みが、わかっていない証拠。
 努力しなければ、できないのであれば、自然(天然)の働きに逆らっている証し。 

 ほんとでしょうか。

たんじゅん農法を拡販したい

Q&Q・・・答えは自然が
Q:
最近「炭素循環農法」を知りました。
御社のHPを偶然拝見させていただき感銘しました
是非「炭素循環農法」の拡販や自前の畑で使用したいのですが、
どの様にすればお仲間に入れるのでしょうか?

Q&Q:
1) 〈結果〉を求める人間基準と、〈原因〉から観る自然基準

この農法は、人間の頭を基準にするのではなく、自然を基準にするものです。

人間は、いろいろな活動を、人間の頭でしますが、
<結果>を求める「拡販」や、固定した「組織」づくりも、
自己を守り、育てる活動として、大事です。

一方、自然は、さまざまな活動をしますが、
<結果>を求めて拡販をせず、自然の<原理>(原因)に基づく働きをし、
固定した組織は作らず、常に原理に沿って、
環境条件に合うよう変化をしながら、
全体として秩序を保ち合っています。
その結果として、多様な存在が共存・繁栄しています。

その典型的な例が、「人体」です。「地球」です。「宇宙」です。

自然基準から観れば、
だれしも、その自然の組織に、あえて入会しないでも、生まれながら、入会しているのです。
もちろん、
アルカイダも、アメリカも・・・、怠けものも、頑張り屋も、
人間だけでなく、微生物も、酸素も、・・・おなじ自然組織の一会員です。

2) 混乱で困らないと、頭の混同がほどけない

現在まで、人間を基準とする、人類の活動が一般的です。
そのため、自然を基準とした活動が、どういうことか、なかなか分かりづらく、
人間を基準としながら、あたかも、自然を基準としているかのような、混乱、混同が多くみられます。

それも、必要なことで起きているのでしょうが、
そろそろ、その違いをはっきりしないと、

人間も、自然の基準の手の平の上で、踊っているだけでしょうから、
その活動が、人間を基準のままでは、
”人間が非常に有能”なだけに、
人間の存在基盤である、地球の自然破壊だけでなく、人体破壊(肉体と精神)が進行し、
人間の存在が、自然から拒否されるのが、自然のなりゆき(働き)になるでしょう。

そのときが(いまそうですが)、人間基準と、自然基準の、大いなる違いに気づくチャンスです。

3) 頑張りと異常バランスの繰り返し

病気(肉体・精神)や、社会(経済・政治)の混乱、生活の不安、文化の迷走なども、人間基準の解説、改善は、あまたとありますが、頑張っても、頑張っても、一向に解決しない。

ますます、複雑、暗欝、矛盾の異常な道から抜け出られなくなっています。

だから、異常の一時的な解消のために、
派手なショー(政治、経済)や勝負(スポーツ、かけ)、戦争(画像・言葉・文字)で支えています。
それを「異常バランス」といいます。
それも、人間基準をやっていく限りは、必要なことです。

だがしかし、それは、自然基準からみれば、みな逆の処方で、解決を遠ざけるだけです。
結果を求めて、原因を知らないのですから、逆さになっています。 

人間社会では、頑張るのが、自己の常であり、奨励されていますが、
自然基準に逆らっているから、頑張らなければならないともいえます。

「自然農法」という名ではやりの農法も、頑張るのであれば、自然に逆らう、人間農法だからでしょう。

4) 自然基準の活動

自然が基準の活動を、人間がやっていく。
それは、自己の考えに固まっている方には、困難なことです。

しかし、もともと、自然の基準、働きは、単純、明快、矛盾なし。
それが、あたりまえ。自然なことです。

その実践練習の一つとして、「炭素循環農法」をやっています。

そこでは、「人間」の考えは、問いであって、
考えややっていることが、自然の基準にあっているかどうか、
「自然」が答えを出してくれます。

そういう考えで、実践し、自然から「答え」をもらいたい方は、だれでも、その仲間です。
勝手に、仲間になれますし、勝手に、仲間から抜け出られます。
「拡販」も、「宣伝」も、必要がありません。
まったく、人間同士、縛るものはありません。
ただ、なにものも、自然の働き、基準からは、のがれられません。

5) 「自然が先生」の学び舎

さしあたり、仲間になってみたいかたは、畑で実践してみます。
その参考に、HPが用意されています。
でも、一番参考になるのは、答えを出してくれる「自然」の答えです。
人間が先生ではなく、「自然が先生」の学び舎です。

ここでいう自然は、人間基準の自然ではなく、本来の自然、すなわち天然のことです。

やってみて、いろいろわからないことができたら、
まず、「炭素循環農法」のHPを再度読んでいます。
できれば、他の仲間の畑を探し、そこの、自然(天然)の答えをみせてもらって、学んでいます。

「自然(天然)」は、大いなる答えを用意して、
みんなが、共存共栄しながら、進んでいく、はっこう社会づくりを、
待ってくれているようです。
人間のすばらしい頭が、それに気づいて、活用されることを。

本来の自然(天然)は、単純、明快、矛盾なし。

もともと、「人体」・「地球」・「宇宙」は、そうなのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長くなりました。
疑問、提案に合わないことを書いたかもしれませんが、ご容赦を。
ご参考になさってくだされば、幸いです。

もし、また、なにかありましたら、ご連絡くださいませ。

たんじゅん(5s) 
tanjun5s@gmail.com

なぜ、無肥料なのか

仮説1 上と下でひとつ…無肥料で植物が育つわけ

森のように、畑と違って、肥料が与えられないところで、なぜ、植物が育つのか、その研究が進んでいる。
貧栄養下で、植物が育つ仕組み。それは、根部エンドファイトと呼ばれる、菌類が大事な役をしていることが、最近分かってきている。

   
 『微生物が森を育てる』西尾道徳(農文協)6pより  

根部エンドファイト、それは、菌根菌ともいわれている。植物の根に張り付いて、根の中に入り、さらに、細胞の中にまで入りこんでいて、作物の根と、菌類は、共生関係にある。

      
写真左 茶色が根、白色が菌根菌が付着した根。 写真中 根に菌根菌の菌糸が付着している 写真右 根の細胞の中まで、菌根菌の菌糸が伸びて広がっている

しかも、その菌根菌は、植物の根の数倍も、数十倍も、菌糸を土中に伸ばし、張り巡らしていることが、写真で撮影されている。これは、貧栄養環境でのみ、張り巡らされる。

    %B9%E8%8F%8C%E3%81%AE%E8%8F%8C%E7%B3%B8%28%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%29%2B%282-1%29.jpg" height="144" width="107" />    
写真左 キノコ菌と植物の根の関係  写真右 松の実の幼生 茶色の3本が松の根。後の白い糸状のものは、菌類(菌根菌)

菌類は、菌糸を伸ばして、遠くからミネラルや水分などを遠くから運んできて、作物に渡す。作物は、光合成による糖分を菌類に与えている。糖分は、菌類にとっては、生きるエネルギー源だ。
したがって、作物も、菌類も、どちらも、相手がなくては生きられない相互依存の関係にある。


ところが、肥料があると、違ってくる。
肥料とは、水に溶けて、作物がすぐに吸収できるもの。
それがあると、多様な微生物層の中で、最下層のバクテリアのみに養分供給が行われる環境になるために、バクテリアのみが活性化する。
その環境では、上層の微生物は、次第にそれより下層の微生物のエサになっていく。
結果的に、肥料のある環境では、最上層の「菌類」は消える。

植物の根は、菌根菌が消え、丸裸になる。しかし、そこには、水に溶けてすぐ吸収できる「肥料」がたくさんあるので、それを吸って、植物は生きていくことになる。
しかし、そのことは、植物にとっては、本来の好ましい環境ではなくて、窒素の多い、富栄養化の、腐敗型の環境になる。

それは、人間が基準になっているからである。
「人間が、野菜を育てる」という基準のもとに、野菜が育ちやすい〈肥料〉を与えることが、原因である。

また、その場合は、土中を流れる水がないと、野菜は育たない。流れるぐらいの水が必要である。
その水は、雨か、または、人為的に、水やりをするか。
雨が降らなければ、流れるぐらいの水は、人為的にやるしかない。

    

ところが、自然を基準にみると、どうなるか。

植物にとっての本来の環境は、生物が進化してきた過程が示すように、その日の養分は、その日に微生物が供給してくれる、その日暮らしの環境である。
研究によれば、植物と菌類との(その日暮らしの)共生関係は、植物(と菌類)が誕生した四億年前に出来上がり、今も続いているものだとしている。

野菜は、山の木と同じ。自然を基準から観れば、
「人間が野菜を育てている」のは、思い上がり。
「多様な微生物に植物(野菜・木)は育てられている」。
だから、人間のすることは、その環境を用意すること。
それには、多様な微生物が住みやすい環境を用意し、それにエサをやり続けること。
その多様な微生物の中でも、一番高度な微生物の住みやすい環境とエサを用意し続ければ、後は、自動的に、多様な微生物が繁殖し、その地と、その時に、みあった、生物の循環が、もたらされる。


しかし、それは、まだ、人間の側からの観方、人間という自己を基準にしている。
共生関係は、単に、植物と菌類だけではなく、植物と、菌類を含む多様な微生物層との共生関係とみるのが、自然を基準にした観方であろう。



多様な微生物と作物の総合的な共生環境を整えられると、その結果として、団粒化を進み、発酵型の土にかわり、
その結果として、作物が元気に、おいしく、たくさん育つ。
無農薬で育つとか、虫や病気がなくなるとか、それは結果で目的ではないのはいうまでもない。

その際、共生関係を創る主役、糸状菌のエサをやることが、まず大事なことはだれでもわかる。

しかし、それだけでは、肥料栽培に慣れた「人間」基準だと、水やりをしてしまう。
流れるぐらいの水が、無肥料栽培でも、やられている場合が多い。

だがしかし、共生関係を作ると、流れるぐらいの水は、微生物をおぼれさせてしまう。
それでは、酸素が供給されないので、水は微生物にとって、大きなマイナスの働きをする。
無肥料の場合には、植物への養分供給は、水に溶かした肥料ではなく、
生きた養分、多様な微生物群が、供給してくれているだろう。
(現代の生物学、医学では、認められていないが)
その場合は、流れるぐらいの水はいらない。微生物が増えるに必要な、「水分」(湿気)だけでいい。

だから、ハウス栽培の方が、水やりを控えるほど、(水分計・テンシオメーターが非常に危険と示すほどの、水分濃度で)普通の農法では考えられないわずかの水分量で、とてもみずみずしい野菜がどんどんできるほど、いい成績をあげつつある。(2010年後半の、遠藤弘さんのピーマン・・・たんじゅんさん第2報参照)

あくまでも、人間すなわち自己の側に基準(小さな点からの視点)を置くのではなく、自然・天然の側に基準を置くこと(生活・仕事・働き)である。
その結果として、自然・天然のとてつもない大きな働き、仕組みを、人間の味方につけることになろう。

人間の思いが、自然の意思と一致したとき、自然は人間にすべてを与える。

エンドファイトとは

Q エンドファイトについて、NHKのクローズアップ現代でやっていました。
そのエンドファイトと、たんじゅん農法で言う、糸状菌との関係は、どうなるのでしょうか。

Q&Q
1) NHK 11月 1日 クローズアップ現代の番組 エンドファイトについて

その番組は、植物と共生する微生物、エンドファイト(植物共生菌)の活用の現状について、研究者と実践者のレポートでした。

その番組を関東の交流会の旅の途中で、少し見て、また、いろいろな方から、質問があり、
たんじゅん農法と似ているとか、いや、それとは、違うとか、あったので、
それについて、人間基準と自然基準の違いから、観てみます。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

エンドファイトといっても、
微生物の進化の(ピラミッド)の高度なものから、
低度のものまで、いろいろあるようです。

生物の進化が研究されてきて、一口に微生物といっても、
それは、肉眼では見えにくい、見えないというだけで、
ピンからキリまであり、最近の研究では、
菌類は、植物やこの地球に生れた、4億年前ころにできたもの。
しかも、動物に近い性質を持ち、
生きていくのに、植物と酸素が必要ということがわかり、
腐敗土や堆肥に多いバクテリアとは、まったく異なる分類の微生物。
微生物のピラミッドの最上位が、菌類(キノコ菌)
最下位が、バクテリアとなっている。

その番組で紹介されたエンドファイトは、ピラミッドの中か、下のほうのもののようです。
それらは、「宿主特異性」(菌が宿主を選んで共生する性質)があり、
相手をより好みして、植物の種類によって、共生したり、しなかったりします。
だから、それぞれの植物に合わせて、ふさわしいエンドファイトを探さないといけないし、
また、探し出して、それを培養し、栽培に使用するにしても、
それが、他の植物や、微生物に影響がないかどうか、試験する必要があり、
そのために、農薬試験のように、高額の研究費がかかることを、番組で言っていました。

それは、エンドファイトの活用が、人間基準だから、そうなるのです。

:     :     :

ところが、そんなことをしないでも、自然基準でやれば、簡単です。

微生物のピラミッドの頂点のもの、
菌類(キノコ菌、糸状菌、菌根菌と呼ばれている)は、
一番高度なエンドファイトであり、
それは、最近の研究によれば、
「植物と絶対共生」(植物の体内、細胞に菌類の先端が入り込んでいる)であり、
さらに、「宿主特異性をほとんど欠く」(宿主の植物を選ばない、だれでもいい)ですから、
番組で紹介されたような、エンドファイトと異なり、

わざわざ、どの作物に、効果があるかという研究をすることなく、
それを土壌に増やす環境さえ用意してやれば、
(それが、生の有機物のエサをやり、酸素が入り易いようにする)
ほとんど、どんな作物とも、絶対共生の関係をつくり、
養分、水分の補給から、免疫力の向上などを受け持ってくれ、
収量をあげ、団粒化を促進します。

しかも、

ピラミッドの頂点の微生物、菌類にエサをやり続ければ、
菌類が食べたものが、次々と、下層の微生物に届けられ、下層の微生物層を豊かにして、
それぞれの、作物、その時々の、環境に一番活躍できる、適合した微生物群が
増えていくはずです。
その調整は、人間がやるのではなく、微生物社会全体が、やってくれます。
それが人間基準でなく、自然基準だから、できることです。

そうなると、これからは想像ですが、そして、いずれ確かめられるでしょうが、
そうやって、できたその環境に活躍する微生物群のある種類のものは、
植物の細胞に入り込んで、絶対共生の関係を作るものも多数できるはずです。
(それが番組で言っている、下層のエンドファイト)

だから、わざわざ、そういうエンドファイトを、研究し、選び出して、人為的にばらまかないでも、
(もちろん、そういう研究をしていただけるのはありがたいですが)
お金のないものは、チップを撒いて、かき混ぜて、菌類のエサと空気を用意すれば、

その作物、その環境に一番ふさわしい(下層の)エンドファイトが、
自然基準で用意される。

だから、青森のだれだれさんのエンドファイトを培養し、どこか、他に持って行って使うとか、
ニュージーランドのエンドファイトを輸入して、ばらまくとか、
稲には、どんなエンドファイトがいいか、トマトには何がいいか、
あるいは、選んだエンドファイトが、他に害を及ぶのではと心配すること。
一切、無用ということになります。

それが、たんじゅん農法で、野菜が、どこでも、だれでも、
元気に、たくさん、収穫できる、エンドファイトからみた働き・仕組みでしょう。

これが、自然基準のエンドファイトの利用法です。
それをやっているのが、たんじゅん農法というわけです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q
「エンドファイト」初めて聞く言葉です。
バクテリアの部類ということでよいのですね。

さて、高度な菌類が今年は異常発生して、
しかも巨大化しておりますが、何が原因だと
思われますか?
菌のエサを撒いてやれば増殖するだけでは
ないような気がしますが、増殖には何かが
関係しているように思われますが。
いかがです。

Q&Q
エンドファイトは、バクテリアの部類ではありません。
上の内容をもう一度、お読みくださいませ。

いろいろな微生物のなかで、植物の身体に入って、共生する(絶対共生)するものを
エンドファイトと呼びます。
微生物は、バクテリアは、ホンの一部で、他のもろもろの種類があります。
だから、エンドファイトにも、バクテリアだけでなく、もっといろいろなものがあり、その方が多いのです。

そのどれを利用するか、が大事です。

それを一部だけ利用すると、異常気象に弱くなります。
それは、人間を基準で、選んでいるからです。

自然基準で、お任せする仕組みを作れば、安心です。

>高度な菌類が今年は異常発生して、
しかも巨大化しておりますが、

 その情報を知らせてくださいませ。

>何が原因だと
思われますか?
菌のエサを撒いてやれば増殖するだけでは
ないような気がしますが、増殖には何かが
関係か?

増殖は、その土地を、自然が、適した環境にふさわしいものにしようとして、行う行為です。
エサが環境に適しておれば、それを排除しようとして、分解し、腐敗にもっていきますし、
エサが環境に適しておれば、さらに適したものにしようと、微生物層を豊かにする行為、発酵を促進します。
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プロフィール

たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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