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たんじゅん かわら版

 「たんじゅん農法」の新しい情報を、求めている方なら、誰でも受け取れることが望まれます。
 しかし、現状では、そうもいきません。
 いえ、もしかすると、その情報の必要な方には、ちゃんと、出会えるようになっているのかもしれません。
 でも、そのための情報は、整理され、求めれば、見ることができれば、便利です。
 
 その一つとして、新しい情報を、「かわら版」という形で、お届けすることを、この春(09年)はじめました。

 ところが、それからまもなく、「たんじゅん農法の広場」というネット図書館をホームページとして始めることになり、新しい情報も、その一つの棚に入ることになったので、特に「かわら版」を出す必要もなくなりました。

 ただ、まだ、ネットを使えないで、しかも、今の農に満足できないで、納得の行く農法を探している方も、たくさんいるようです。
 その方には、口コミや手渡し、ファックスで、情報が伝わっていくことでしょう。その際、手渡したいという方が、このかわら版を使って、手軽に、それをコピーすれば、あるいは、便利かなと、それ以後も、かわら版という形を残しています。
 
 「たんじゅん農法の広場」にも、「かわら版」の棚を設け、毎月の「かわら版」を保存することにしました。
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かわら版 5月号

ニュース 目次
① 「たんじゅん農法」交流ネット 始動    
② 交流ネット世話人 名簿
③ 交流ネットはだれでも参加できるものに                          天明 茂
④ 愛知県津島市での林さんの話の要点                           稲垣 正貴
⑤ 定期的に意見交換の集いを 浜口雅樹 
⑥ 実践のための機能組織の試み 中山隆麿
⑦ 仙台での林さんの話の要点  小林康雄
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

① 「たんじゅん農法」交流ネット 始動
 交流の広がりのための世話人を、この春、林さんを招かれた方に依頼したところ、快く、17名の方が承知くださいました。

 名簿は、書棚<実践者の連絡先>にあります。

 そこで、まず、その方々が、交流ネットの結び目になって、「たんじゅん農法」の情報の授受と、人と人の相互交流をはじめようとします。

 その基本は、それぞれが、自発的に、やれることをやれる範囲で、

 「単純、明快、矛盾なし」の原則にそって、すすめます。

 自然の法則以外、縛るものも、縛られるものも、ありません。

 とくに、「新しい方が先生(主人)」ということを念頭にはどうでしょう。

 具体的には、これからですが、まずは、世話人になられた方々が、情報の発信受信基地になって、自発的に、ネットのカナメに、情報を送り、また、カナメから、情報を受けては、適当に流していただければとします。

(当分の間、代わりの方が登場するまで、情報のまとめ役を、ネット裏方がやらせてもらいます)

その情報を必要としている方々に、どう伝えたらいいかは、まだ、決まっていません。

 誰でも、それが手に入るようにするには、どういう方法がいいか、提案を願います。

 それまでは、今のところ、全国の16名の世話人宛てに、情報が、1月に、1,2回、メールでとどくようにします。

 この5月号瓦版が、その最初の試みです。

 いろいろな意見・情報を、ネット裏方まで、お寄せくださいませ。

② 交流ネット世話人 名簿

メールの添付資料で、世話人名簿をお送りします。(<実践者の連絡>の棚に移動)

③ 交流ネットはだれでも参加できるものに

       天明 茂  (神奈川県 川崎市)
044-888-0195(TEL/FAXとも) E-mail:tenmyoh@ke.catv.ne.jp URL;http://www.tenmyoh.com

「たんじゅん農法」、ネーミングのいいですね。

交流ネットは、できればmixiでなく yahoo がいいのですが。携帯メールをやらない方は mixi に入れませんので。

④ 愛知県津島市での林さんを招いての会の話の要点

       稲垣 正貴 (愛知県津島市)

   <総合解説の棚に移動)

⑤ 定期的に意見交換の集いを 

  [mixi]「炭素循環農法」09.05.15より

浜口雅樹 (三重県)

二年間は高速料金は一律千円なので、定期的に週末どこかで実際に会い、勉強会、意見交換出来る会を開きませんか?自分は三重県の最も南なので、あまり遠くは無理ですが、どうでしょう?

山本太一郎 (テラシエラ 横浜市)

お申し出の件、私も賛成です。
早速、5/2静岡県磐田市で林さん講習会と圃場参観を催して下さった「ひろ坊さん」とご相談し、ひろ坊さんの試験農場を候補地のひとつとしてエントリーするご承諾を戴きました。
・場所は東名高速磐田インターすぐそば。関東、中部圏からのアクセスには便利です。圃場に隣接して集会所もあり。また、掛川市など近隣には、5/2,3の催しを企画なさった「田舎モン」さんを始め、炭素循環農法実践者のネットワークがあります。

・ひろ坊さんは種苗のプロフェッショナル。海外から新しい作物を紹介する”ベジタブルハンター”です。有機物資材の活用法など創意工夫や、ここで実際に観て賞味もできる新野菜たちに会うだけでも魅力いっぱいの素敵なところです!

・運営方法などは、これからご相談ということですね。まずは、候補地の立候補です。よろしくお願い致します。
本村博之さん(やさい屋ひろ坊 静岡県磐田市)

皆様のお役に立つことは幸いのことです。
宜しくお願い致します。
⑥ 実践のための機能組織の試み

        中山隆麿(千葉県山武市)

tel;fax : 0475-89-2816;携帯 : 080-5195-6590;e-mail : ryuma@mekiki.ne.jp

全国的な組織は不要だと思いますが、各地域では組織化して動いたほうが都合が良いと思います。廃菌床や木材チップを貰い受けるときや、たんじゅん農法の生産物として販売する場合など、各自がやるより組織でやったほうが良いかも。

千葉では、廃菌床の引取りのために「炭素循環農法の会」とそのまんまの名称で団体(6人)を作ってます。

企業側としても個人に渡すより、団体として引き取り契約をしたほうが都合が良いとのことです。

また、運搬のためのダンプは、現在は個人の方のものを燃料代だけでお借りしてますが、機械利用組合の中で運営(お金のやり取りを明確にする)するほうがお互いに気持ちよく利用できるし、将来は外部の人にも貸し出したりできる。

⑦ 仙台での林さんの話の要点

                    小林康雄

 <総合解説の棚に移動)

かわら版 6月号

1) 家庭菜園での炭素循環農法
            2009年06月01日
                  冨田 
  [mixi]「炭素循環農法」より転載・編集

【概要】
 現在は、自然農+炭素循環農法で、60坪の家庭菜園をやっている。
 手間をできるだけかけずに、おいしいものを多品種、少しずつ、長い期間にわたって収穫する。
 特別な資材をつかわず、機械もつかわず
 そういうところを目指している。
* 詳細は、このHP図書館の<家庭菜園>の棚  におさめてあります。

2) 結果を早く確認する試行  

         静岡・掛川    堀 勲  

メール arigatou1960@ybb.ne.jp  

     09年6月19日  

 炭素循環農法の結果を出すには、2年から3年かかります。それまで待ちきれない方に、早く効果をしりたい方に、お勧めはしませんが、6ヶ月で結果を出す方法があります。ただし、完璧ではありません。発酵と腐敗が混在します。炭素循環農法に書かれている良い事象、悪い事象が見られ大変勉強になります。

 実験してみようと考えてる方へ、結果は同じになるとは限りません。自己責任でお願いします。失敗を覚悟してください。そしてそこから学んでください。ヒントがたくさん見つかるはずです。2~3畝くらいの小さな畑で実験してみてください。

* ジャガイモの例     畑 3畝

08年12月中旬

 廃菌床7トン車で搬入 その日に、草だらけの荒地(元畑)に廃菌床を20cm~30cmの厚みに敷き詰めてそのまま放置。

09年3月21日

 メークイン 30Kg播種 廃菌床の畑に、種芋をおよそ15cmの深さに差し込み、廃菌床をかける。(もっと早く播種した方がよい。)

5月

 土(廃菌床)よせ1回。(2回くらいするとよい。1回ではジャガイモが土から出ているのが多い。)

6月16日 

 ジャガイモ収穫 こぶし大のジャガイモがたくさんとれた。形の悪いもの。腐ったもの。一部変色したジャガイモが多くといろいろなジャガイモが採れました。同じ時期に普通の畑に植えジャガイモたよりは、とても大きく収量も多かった。虫食い跡のあるジャガイモはほとんどなかった。収量およそ200Kg。腐った廃菌床のところには大きなミミズがいました。不思議ですが採ったあとでジャガイモが1日ですこし青くなっていきました。炭素循環農法では収量が倍になるというのは本当のような気がします。

6月18日

 そのジャガイモ収穫した畑に、木チップを500リットルほど廃菌床畑にふりかけ、トラクターで廃菌床と底の土ごとかき混ぜ畝を作った。そこに紅あずま(サツマイモ)のつるをさした。畝の上に軽トラック1車分の茶葉をふりかけた。つづく・・・・

* いもつるの例

08年12月中旬

 廃菌床7トン車で搬入 その日に、草だらけの荒地(元畑)に廃菌床を20cm~30cmの厚みに敷き詰めてそのまま放置。

09年3月21日

 種芋(紅あずま)を廃菌床のなかに埋める。

2009年5月中旬  いもずるが採れる。いもずるの成長がとても早く、簡単につくれます。管理もほとんどいりません。

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3) 写真日記

  根に光と酸素を届ける苗作り


      静岡・掛川  本村 博之       

         メール hiro@hiro-bow.com                          

 文章による詳しい説明は、時間ができたら、いずれまとめるとして、まずは、写真よる実践報告でお許しを。

(1)苗床土 準備

 2種の通気性のある、無肥料の床土を準備

 材料は、モミガラくん炭、焼き土、ピートモス

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(2) 通気透光ポット
 生分解性の不織布を使う。寝にとって、何よりも、光と酸素が大事。そのために、それを通す不織不は最適。

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(3) 2段階で苗作り

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直径4㎝のポットにタネを置き、芽が出たら、
  
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それを、大きなポットの上に乗せる。水はなるべく控えめに。

(4) 苗は浅く土に乗せる
 土は、4年間、無肥料、有機炭素資材を20㎝ぐらい敷いてある。

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  苗が根付くまでは水をやるが、それ以後は水をやらない。(ハウス内栽培の場合)

(5)元気に育つ 

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(6)キッチンベジタブル、プランターに

img288.jpg img290.jpg


背の低いトマト 使い道は工夫次第 
 いずれ、販売もできるようにと、試行錯誤しています。

かわら版 7月号


09年7月20日


@ ブラジルのもどきさんさんから
    写真集(09年5月~7月)
            09.7.19

こんにちは もどき(Yukimi Hayashi)です。

滞日中は大変お世話になりありがとう御座いました。

帰国後、ブラジル国内を歩き回っていました。

ようやく日本での成果を整理し始めたところです。

先ずは、これ(写真アルバム)です。

http://picasaweb.google.co.jp/nikyuni/

「たんじゅん瓦版」にリンクを張って頂けたらと思います。

日本の実践者の種々の問題は、hpで詳し解説する予定です。

かわら版 10月号

田舎モンの旅だより 

  『たんじゅんさん』 こんにちは

はじめに

日本で、「たんじゅん農法」の実績が、ボチボチ出てきている。

 実践者の会が開かれると、その実績がわかるが、なかなか、みなさん、忙しくて集まれない。

 全国の世話人からの情報も、日々の仕事に追われてか、ほとんど届かない。

 [mixi]の情報は、ネットで、少しずつ漏れてくるが、すこしもどかしい。

 そこで、その情報を、じかに集めて、皆さんに届けたいと、田舎モンは旅に出ることにした。

 一段落した畑と田を放りだして、全国の『たんじゅんさん』を訪ね、あちらこちら。

 目的の一つは、「たんじゅん農法」の成果と問題点をさぐること。

 二つ目は、「たんじゅん農法」をやる人、『たんじゅんさん』の人となりを知ること。

 軽自動車で土日「1000円」の旅だより。独断と偏見のレポートを、無いよりは益しかなと、お届けする。


まず、はじめての旅は、愛知県津島市から

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、[『たんじゅんさん』訪問]カテゴリへ
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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