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福岡・大牟田 感想

もどき訪問交流記
4月16日、今年は訪問スタートが大牟田となった。宮田村を朝6時に出発され大牟田に到着されたのが夕方6時過ぎ。ホテルのチェックインを済まされると直ぐ翌日の交流会に備え、近くの喫茶店で、山下、樋口、田中と事前打ち合わせ。12時間を越える移動の疲れなどまったく意に介されず、9時過ぎまでざっくばらんな意見交換となりました。

翌日の交流会は、県外からの参加などを考慮して10時スタート。
場所は山下公一と田んぼの会の田んぼ畑。
林さんは9時前に来られ、そのまま山下さんの畑の状態を見られ、三々五々参加者が集合する中、交流会がスタート。
昼前まで現地の田畑の土の状態や作物の生育状態などを見ながらの意見交換。
その後は、山下公一宅の庭にテントを張って青空学習会。
昼食は山下や田んぼの会で採れた野菜を中心とした手料理に酵素玄米ご飯。
林さんは1日2食で昼食は食べられないとのことで、参加者は昼食を食べながら夕方4時までとどまることはなく話は続く。
明日は四国のほうへ移動ということで夕方4時過ぎに大牟田を発たれ広島へ。

〈感想〉  田んぼの会代表 樋口茂敏
城さんや、林さんが相次いで大牟田を訪問してくださったことで、この間、私が抱えていた炭素循環農法への疑問やいくらかのこだわりの大部分は解消することができたと思います。振り返ってみますと、「無施肥」ということを、畑に何も投入しないことだと誤解したことへの後遺症を引きずっていたことと、生の有機物を直接土に戻すと分解に伴って有毒なガスが出るのではないかという思い込みにとらわれ続けていたのだと思います。林さんが「こだわりを持っている人が一番変わりにくい」と繰り返し話されていたことは、本当だなと痛感させられました。
例えば、廃菌床を畑に入れる場合でも、表面に分厚く盛った場合と土に浅く混ぜた場合は、相手は生き物ですから当然状況は異なってくるはずなのですが、一方の結果だけを見て「廃菌床・・・」はというような結論を導いてしまう。そんな誤りを私たちは繰り返していたようです。目の前に起きていることをよく観察して、なぜそのようなことが起きているかを推察する。そういう能力を養う必要がありそうです。林さんの「畑の中に生きている微生物の量を、牛の何頭分だというふうに見ることができますか」という問いかけはたいへん衝撃的でした。
これは私の個人的な思い込みに過ぎないかもしれませんが、「有機農業」とか「自然農法」などを実践されている方の中には、オカルトと紙一重という方もいらっしゃるように思えてなりません。けれどもそれは、自然の全体像を見ずに一部分をのみ研究対象にしてきた現代科学への反動であり、おもな責任は科学の側にあると考えてきました。林さんは、炭素循環農法における土中の微生物の動向について何人かの研究者が注目していることを紹介してくださいましたが、是非そういう方向も追求していただきたいと思います。私たちも、いろいろな条件を変えての比較実験を繰り返したいと思っています。
それからもうひとつ。有機物〈炭素材〉の投入時における省力化が、比較的高齢者が増えてきた田んぼの会にとっても、喫緊の課題だと考えています。

〈訪問交流感想〉 山下公一

印象的だったのが、1年前にお会いしたときより、林さん自身に温かみを感じたことでした。
昨年は、いつも遠くを見ていられているようで少し近寄りがたい感じでしたので。
近所に田んぼの会の仲間の畑(広めの家庭菜園)は炭素循環農法に転換して1年、私の畑は3年目に入ります。畑の状態は私よりそちらのほうがいい状態です。林さんが繰り返し話されていた、「後から来たものが先生」ということを実感しました。まだ、自分自身が自然の側から立って見切れてないということです。
専業農家としての自分を考えたとき、林さん、城さん、田んぼの会の出会いに感謝しています。
余談になりますが、これを書いているとき、ふと壁に貼った日めくりカレンダーが目に入りました。友人の、群馬の住職(自作)からもらったものです。森の木立の画とともに「自分に囚われると人の話が入らない知恵が生まれない」という言葉が添えてあります。これも縁かなと思います。

明日はみんなと一緒に田植えにむけて畑苗づくりをします。

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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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