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愛知・津島 報告

実践者訪問会(交流会)in愛知県津島市のご報告 5月11日 ([mixi]より転載)

まーぼう

もどきさんをお招きしての実地解説と講演会を行いました。
当日は時折小雨の降るあいにくの天気となりましたが、40名以上の方にご参加いただき盛況のうちに終えることが出来ました。
 

5月15日
げんき

 まーぼうさん

 日記で今回の林さんの交流会において思ったことを書きました。
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1487983242&owner_id=5200055

    ・・・今年3月、いろんな種を蒔きました。
 でも、どの作物もいい苗ができなかったというか、小さい苗が多かったのです。
 
 ・・・でも。
 今、その苗に変化が現れてきたようです。


 (定植直後のレタス、植えてあるかどうかも分からないほど苗が小さかったです)

 
 (現在のレタス)

 定植してから現在まで、ご覧のようにレタスの成長は止まっているかのようです。
 寒さのせいも若干あるかも知れませんが、養分の補給がなされていない状況であります。

 それが・・・。
 
 (葉色が良くなり大きくなったレタスを発見)

 そのような状態の中で、少し変化が現れてきました。

 
 (この写真にも養分補給の兆しが現れたものがあります。小さいながらも葉色がよくなってきています)

 肥料を使えばこのようなことは分からないかも知れません。しかし、大きくなり始めたレタス、また葉色が好転し始めたレタスは明らかに養分供給がなされてきた状態であると思うのです。

 林さんは剪定チップの目安は1ヵ月に1センチ、その厚みになる量を投入するのがベターだと言われます。
 でも、それはあくまでも微生物の餌である以上、肥料のような感覚で取り扱うことはダメなのです。
 
 剪定チップを投入して、その投入されたものが微生物の餌として食べられ始めるのに約3ヵ月がかかるそうです。
 ですからそれを見越しての活用法が重要なポイントであったのです。

 「未来側から今を見る」

 林さんはいつもこの視点を身に付けなさいと言われております。

 それで、林さんの言葉通りの視点に立っていたならば、今回のレタスのような生育は防げていたかも知れません。
 定植後すぐに安定した養分供給を受けることが出来ていたかも知れないのです。

 「微生物の側に立って、作物の栽培時期に合わせていく。」

 そして、それを手っ取り早くした方法というか、その目安を林さんは「剪定チップの投入目安は1ヵ月に1センチ」と話してくれたのだと思いました。

 ただ、今までの肥料の投入量によって土壌の転換時期は異なることもありますが、炭素循環農法をやり続ければ「必ずいつかは到達できる。」と、そんな感じを強く受けました。
 
 表層5センチに微生物の餌を与え続けると同時に作物の栽培を続けるならば、作物が土を耕してくれるそうです。
 そして年々耕土は深くなり、早ければ3年で3mほど細い支柱が入るくらい土は団粒化していくと言われました。

 そこで取れた作物の味は、おそらく今まで一度も味わったことのない至高の味とでもいうのでしょうか、まさに創造主が与えてくれた天の産物であると思われます。

 ブラジルで約2年でそれに近いところまで到達した日系人の農家がおられるそうですが、日本ではまだそのせいぜい50%位までしか到達していない状況であるそうです。

 「自然界から生まれるものには貪欲になって取り組む事。」

 以上、今回の地元での交流会、及びまーぼうさんが開かれた交流会で林さんから学ばせていただいて胸に残った事柄を紹介させていただきました。

まーぼう 5月15日

「あなたたちはある程度成果が出たところで満足してしまうかもしれないが、自然の真の力を引き出した時はこんなものではない。反自然でなければ自然相手に遠慮は無用。とことんやり抜いて早く向こう側の世界に到達しなさい。」
今回の林さんの実践者訪問で僕は以上の強いメッセージを受け取りました。

てるてる 5月15日

いよいよ明後日、やっと剪定チップをすきこんでもらいます。
先日友人が、林さんから伺ってきた話しと、林さんのHP、mixiのコミュニティなど参考に、体験してみます。
大自然の本当の力を知るのは、いつのことになるかわかりませんが、素人なりに楽しんでみます
またご教示ください

げんき 5月16日

まーぼうさん へ

「遠慮は無用」
まさにそのとおりなのだと、小生も林さんのお言葉にふれ、大いなるロマンを感じました。

昔、EM菌が世に出始めたときに「限界突破」ということが言われましたが、微生物の環境が整えばその実現は間違いなく起こるのだと確信してます。

そして、その道標に出会えたことに大きな喜びを感じます。
共に励んでいけますように、これからもよろしくお願いします。

てるてるさん へ

林さんは新しい側が「先生」と、よく言われます。

そして今年は家庭菜園を楽しむ方たちのためのコメントも多くされており、
「家庭菜園をされる方のほうが到達が早い」
と言っておられました。

大自然の本当の力、それを見せていただけるようになるのは、そのような方たちのほうが早いようです。

ですから、もうそのレールの上を歩まれているのですね。

5月15日
まーぼう

とりあえずWebアルバムに簡単なコメント付で写真をアップしております。
http://picasaweb.google.co.jp/frg.frm/In2010511#

5月19日
まーぼう

実践者訪問会では林さんにネギ畑を見ていただきましたので、その時頂いたコメントを紹介いたします。

まず、このネギ畑全体については、「スギナが多く生えているのは土が痩せている証拠。昨年はこんなに生えていなかったので、昨年より痩せた状態にある。」という指摘を受けました。


次に、「ネギの葉の先端が黄色くなっているのは養分のバランスが悪いため。」という指摘を受けました。


そして、「アブラムシがつくのは施肥状態にあるため。一度増えた微生物が餓死して肥効を示したと考えられる。」という指摘も受けました。


まず一点目についてですが、昨年のネギ定植前は一昨年のそれよりも多くの剪定チップを土に入れたのですが、トラクターで耕せるギリギリの深さで鋤込みを行ったので、15~20センチくらいの深さにまで剪定チップが入ったことになります。
土が出来てしまえばこれでも問題ないようですが、僕の畑はまだそのような状態にまでなっておらず、深い部分に入った剪定チップは酸欠のために微生物が利用できず、結果的に菌類のエサ不足となり土を痩せさせてしまったのではないかと考えます。(剪定チップなどの鋤込み深さは5センチ以内が最適だそうです。)

そしてこの菌類のエサ不足から養分バランスを崩したり、菌類の餓死を招いたために二点目や三点目の現象が起こったと考えられます。

また、これらの補足として、「剪定チップなどの高炭素資材は土壌菌のためのエサであって作物に与えるものではない。まだ肥料的な考え方が抜けていない。したがって作付け前だけに資材を入れるのではなく、作付けとは関係なく菌のエサが不足しないように配慮しなければならない。」という指摘も受けました。

5月20日
しげ  

肥料的な考えを抜くには目の前で起きている現象に振り回されないようにしないと、と最近思うようになりました。未来から見る、想像するようにして、その状態にするために今何をすべきか考える。今、目の前で起きている事は過去の結果なのでどうにもしようがない。そこから、学んで未来に向けてアプローチするしかないと思って取組み始めてますが、どうなのでしょうか?
 それにしても、この農法では、本当に生き物を飼うという感覚にさせられますね。余計なものを入れてないのですから、問題が起きるのは微生物(糸状菌)に問題が起きたと捉えるしかないんですもんね。それさえクリアすれば野菜は本当に勝手に出来るように思います。
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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