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エンドファイトとは

Q エンドファイトについて、NHKのクローズアップ現代でやっていました。
そのエンドファイトと、たんじゅん農法で言う、糸状菌との関係は、どうなるのでしょうか。

Q&Q
1) NHK 11月 1日 クローズアップ現代の番組 エンドファイトについて

その番組は、植物と共生する微生物、エンドファイト(植物共生菌)の活用の現状について、研究者と実践者のレポートでした。

その番組を関東の交流会の旅の途中で、少し見て、また、いろいろな方から、質問があり、
たんじゅん農法と似ているとか、いや、それとは、違うとか、あったので、
それについて、人間基準と自然基準の違いから、観てみます。

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エンドファイトといっても、
微生物の進化の(ピラミッド)の高度なものから、
低度のものまで、いろいろあるようです。

生物の進化が研究されてきて、一口に微生物といっても、
それは、肉眼では見えにくい、見えないというだけで、
ピンからキリまであり、最近の研究では、
菌類は、植物やこの地球に生れた、4億年前ころにできたもの。
しかも、動物に近い性質を持ち、
生きていくのに、植物と酸素が必要ということがわかり、
腐敗土や堆肥に多いバクテリアとは、まったく異なる分類の微生物。
微生物のピラミッドの最上位が、菌類(キノコ菌)
最下位が、バクテリアとなっている。

その番組で紹介されたエンドファイトは、ピラミッドの中か、下のほうのもののようです。
それらは、「宿主特異性」(菌が宿主を選んで共生する性質)があり、
相手をより好みして、植物の種類によって、共生したり、しなかったりします。
だから、それぞれの植物に合わせて、ふさわしいエンドファイトを探さないといけないし、
また、探し出して、それを培養し、栽培に使用するにしても、
それが、他の植物や、微生物に影響がないかどうか、試験する必要があり、
そのために、農薬試験のように、高額の研究費がかかることを、番組で言っていました。

それは、エンドファイトの活用が、人間基準だから、そうなるのです。

:     :     :

ところが、そんなことをしないでも、自然基準でやれば、簡単です。

微生物のピラミッドの頂点のもの、
菌類(キノコ菌、糸状菌、菌根菌と呼ばれている)は、
一番高度なエンドファイトであり、
それは、最近の研究によれば、
「植物と絶対共生」(植物の体内、細胞に菌類の先端が入り込んでいる)であり、
さらに、「宿主特異性をほとんど欠く」(宿主の植物を選ばない、だれでもいい)ですから、
番組で紹介されたような、エンドファイトと異なり、

わざわざ、どの作物に、効果があるかという研究をすることなく、
それを土壌に増やす環境さえ用意してやれば、
(それが、生の有機物のエサをやり、酸素が入り易いようにする)
ほとんど、どんな作物とも、絶対共生の関係をつくり、
養分、水分の補給から、免疫力の向上などを受け持ってくれ、
収量をあげ、団粒化を促進します。

しかも、

ピラミッドの頂点の微生物、菌類にエサをやり続ければ、
菌類が食べたものが、次々と、下層の微生物に届けられ、下層の微生物層を豊かにして、
それぞれの、作物、その時々の、環境に一番活躍できる、適合した微生物群が
増えていくはずです。
その調整は、人間がやるのではなく、微生物社会全体が、やってくれます。
それが人間基準でなく、自然基準だから、できることです。

そうなると、これからは想像ですが、そして、いずれ確かめられるでしょうが、
そうやって、できたその環境に活躍する微生物群のある種類のものは、
植物の細胞に入り込んで、絶対共生の関係を作るものも多数できるはずです。
(それが番組で言っている、下層のエンドファイト)

だから、わざわざ、そういうエンドファイトを、研究し、選び出して、人為的にばらまかないでも、
(もちろん、そういう研究をしていただけるのはありがたいですが)
お金のないものは、チップを撒いて、かき混ぜて、菌類のエサと空気を用意すれば、

その作物、その環境に一番ふさわしい(下層の)エンドファイトが、
自然基準で用意される。

だから、青森のだれだれさんのエンドファイトを培養し、どこか、他に持って行って使うとか、
ニュージーランドのエンドファイトを輸入して、ばらまくとか、
稲には、どんなエンドファイトがいいか、トマトには何がいいか、
あるいは、選んだエンドファイトが、他に害を及ぶのではと心配すること。
一切、無用ということになります。

それが、たんじゅん農法で、野菜が、どこでも、だれでも、
元気に、たくさん、収穫できる、エンドファイトからみた働き・仕組みでしょう。

これが、自然基準のエンドファイトの利用法です。
それをやっているのが、たんじゅん農法というわけです。
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Q
「エンドファイト」初めて聞く言葉です。
バクテリアの部類ということでよいのですね。

さて、高度な菌類が今年は異常発生して、
しかも巨大化しておりますが、何が原因だと
思われますか?
菌のエサを撒いてやれば増殖するだけでは
ないような気がしますが、増殖には何かが
関係しているように思われますが。
いかがです。

Q&Q
エンドファイトは、バクテリアの部類ではありません。
上の内容をもう一度、お読みくださいませ。

いろいろな微生物のなかで、植物の身体に入って、共生する(絶対共生)するものを
エンドファイトと呼びます。
微生物は、バクテリアは、ホンの一部で、他のもろもろの種類があります。
だから、エンドファイトにも、バクテリアだけでなく、もっといろいろなものがあり、その方が多いのです。

そのどれを利用するか、が大事です。

それを一部だけ利用すると、異常気象に弱くなります。
それは、人間を基準で、選んでいるからです。

自然基準で、お任せする仕組みを作れば、安心です。

>高度な菌類が今年は異常発生して、
しかも巨大化しておりますが、

 その情報を知らせてくださいませ。

>何が原因だと
思われますか?
菌のエサを撒いてやれば増殖するだけでは
ないような気がしますが、増殖には何かが
関係か?

増殖は、その土地を、自然が、適した環境にふさわしいものにしようとして、行う行為です。
エサが環境に適しておれば、それを排除しようとして、分解し、腐敗にもっていきますし、
エサが環境に適しておれば、さらに適したものにしようと、微生物層を豊かにする行為、発酵を促進します。
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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