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チップ研究会 速報 その4 中村

中村隆一  (神奈川・二宮)です。

「チップ研究会」で、午前中見ていただきました。
そのなかで、チップについてだけ、概要をお知らせします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の所では、一次破砕の剪定チップを使っています。
造園業者が、街路樹や企業の庭木の剪定をしたものです。
現在は冬なので、落ち葉がだいぶ混ざっています。
季節により、雑草が多かったり色々です。
木の種類は広葉樹が中心ですが、針葉樹も混じります。
下がその写真ですが、手の大きさと比べてもかなり大きめなものが混ざっています。

(写真は、のちほど貼り付けます ネット世話人)


これは、業者に1週間程度積まれていたものが、さらにここに運んで2週間くらいたった状態です。
一回に堆肥運搬用の2トン車にさらにコンパネであおりをたてて運びますが、かさばるので実際には1トンちょっとしか運べません。
この量で一回に1.5畝からせいぜい2畝くらいの面積に蒔きます。
畑全体、剪定チップの深さが3~5センチくらいの厚さになる様にします。
撒き方は、バケットを使って広げ、平均になるように人力で調整します。
ここは出来ればマニュアルスプレッダーを使用したいところです。

これを深さ10センチくらいになるように極浅くトラクターをかけます。
その時の注意点は、耕耘するというよりは混ぜるという事です。
土と剪定チップが均一化するように丁寧に混ぜていきます。
私の所では、きれいに混ざるまで2~3回トラクターで混ぜています。
右の写真が均一に混ざった状態です。

(写真は、のちほど貼り付けます ネット世話人)



下の写真は、9月に上記のように耕耘したものを翌年の2月に雑草ごと掘り起こしてみたところです。
深さ10センチくらいの所までは、剪定チップが糸状菌に覆われた状態で見えています。
成育の良い作物の下を掘ってみると、たいていこのような状態になっていて、糸状菌が発達しているように思えます。


(写真は、のちほど貼り付けます 世話人)

このように良好な状態になった場所の作物は、今まで見たことの無いような成育をします。虫だらけだったカブが虫が付かずに出来るようになり、大根の肌はきれいになり、さらに素直な味で、煮えやすく煮崩れしない大根になりました。
ほうれん草の軸は、えぐみや癖が一切無く砂糖のように甘くなり、今までも評判は悪くはなかったのですが、全体としてそれ以上の野菜が出来るようになりました。

現在抱えている問題は、成育初期に時間がかかることです。
そのために予定通りに野菜が出来なくなっていることです。
これは剪定チップを鋤込んでから菌が動き出すまでの間、周りに使える土が少ないために、二葉から先に中々進めないことが原因と思われます。
時期や状態にもよりますが、1ヶ月から長くて2ヶ月くらいに渡って、停滞しています。
これは、大量に剪定チップを鋤込むようになってまだほとんどの所は一作目、多いところで2作目という事が原因で、微生物状態がまだ安定していないためなのかもしれません。あるいは剪定チップを使った場合はどうしてもこうなってしまうのかもしれません。
一作の短い葉物などには、2次破砕の細かいものを使えば幾分改善できるような気もします。
この事は今後時間をかけて見ていきたいと思っています。


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Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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