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自然農食

自然農食 たかつ レポート
                                       テラシエラ&天明 茂
   [mixi]「炭素循環農法」より転載・編集
09年4月15日







・テラシエラです。「炭素循環農法」は私にとって未知の世界。
ですが、すべての命を生かす(活かす)農法であることに、ただ
ならぬ魅力を観じています。でも、ただ情報を知っているだけで
は宝の持ちぐされ。私は、この作物づくりの方法を自らも使いこ
なせるようになり、そして、広く関心のある方々にお伝えして行
きたいと希求しています。

それは、この農法を実践することが、人がすべての命との繋がり
を回復する(自然回帰)きっかけのひとつになり得ると思うから
です。農業は入門したての私ですが、少し先輩の天明さんとコン
ビを組んで、ここ川崎市高津で自主稽古に励みます。

・「自然農食」とは、化学肥料と農薬に依存しない、自然にある
物質の循環による栽培法(=自然農)で生産された農産物を主と
して食する(=自然食)ことにより健康と自然環境を保全する生
き方です。これは、天明さんが宮城の市民農園とご自宅の家庭菜
園に託された大切な想いでもあります。そして、遥かブラジルか
ら故国に伝えられた「炭素循環農法」は、まさにこの「自然農
食」を誰もが実現するための光となることでしょう。

・そのためにも、この場を借りて、皆さんとの情報交換・情報共
有も是非とも進めたいと思います。私自身が学びたい。ですから
積極的に情報発振させて戴きます。どうかよろしくお願い致しま
す。

※初回記事は「圃場の現状」からの転載です。
---------------------------------

コミュニティの皆さま

・テラシエラです。自己紹介のとおり、私は横浜の団地住まいの
ガーデナーで、自宅のベランダで土づくりの準備を始めたところ
です。ところが、先日東京で林さんとお会いできたことがきっか
けで、既に実践者で川崎にお住いの天明さんから「お近くなので
よろしく」とご挨拶メールを頂戴し、早速昨日、天明さんの家庭
菜園を拝見してきました。

・建物が撤去されて空地だった宅地を畑にされて2年。春の野の
花といっしょに、にんにく、たまねぎ、えんどう、春菊などの野
菜が育っていました。にんにくの種球根は、天明さんの自家産だ
とか。
・無農薬・無肥料。最初の微生物をふやすスターターとして、EM
活性液やボカシ(米ぬかを納豆菌で発酵させたもの)を少々使わ
れたそうですが、基本は雑草・落ち葉・生ゴミを土に敷いたり入
れるだけの栽培を継続してこられました。

・何しろ「炭素循環農法」のみならず、農業は全く素人の私にと
っては、作物の生長度合は全く判断がつきません。それでも「本
当にアブラムシ一匹つかず、これだけの野菜が出来ている!!」
という新鮮な驚きを十分に観じました。そして、にんにくの葉の
生長ぶりは健やかそのものでした。
 作物の周りに生える草々も、私にとっては40年以上も前にレン
ゲを摘んだ子どもの頃、田畑で見たのと同じ懐かしい風景でし
た。元が宅地だっただけに石ころや瓦礫も多く、天明さんの御苦
労も偲ばれましたが、見かけではなく、気持のよい畑でした。&#
160;

・そして、天明さんのご厚意で、この畑づくりを少々お手伝いさ
せて戴くことになりました。ほんとうに有難い幸運に感謝です。
皆さまのお智慧も拝借しながら、この畑で様々に学ばせて戴く所
存です。
 尚、天明さんは携帯メールをお使いにならないご都合、残念な
がらmixiに登録ができません。そこで、ご了承を得て、このコミ
ュニティの情報は私がお伝えさせて戴きます。よろしくお願い致
します。

テラシエラ 山本 太一朗 @a caretaker of the Earth

・無農薬・無化学肥料が基本の市民農園「自然農食 よこはま」の
実現に向けて動き出します。

04月16日 テラシエラ

皆さまへ (はじめにお願い)

・このレポートをお読みくださり、本当にありがとうございま
す。
はじめに御断りしておきたいのですが、「私は炭素循環農法/農
業/作物づくりは初めて」です。ほとんど素人に違いありませ
ん。

 ただ、田畑や野原で遊び、草花や樹木を育てたり土いじりをす
ることは、子どもの頃からずっと好きで続けてきました。ですか
ら、林 幸美さんがHPに書かれた情報や直接伺うことのできたお話
から、私は私なりに受け取ったものを表現し、試している段階で
す。どうか過信はなさらないで下さい。(ひょうたんから駒とい
うこともあるかもしれませんが。)
 
・天明さんの家庭菜園という実践の場と、幸運にも出会うことが
できましたので、私もこれから学ばせて戴きます。
 どうか、ここでの足跡をひとつのサンプルとして、皆さんと共
に相互に学びあう機会の題材とさせて戴ければ何より嬉しいで
す。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

4月17日 テラシエラ

國友 悠一朗 さま

・テラシエラです。畑を始められたとのこと。お互い離れてはい
ますが、是非一緒にやりましょう。

・さて、私もまだまだご質問にお答えできる身分ではありません
が、林さんのHPを読んで思いつくことなどコメントしてみます。

・悠一朗さんの畑の環境や土の状態などがよく分かりませんが、
好気性微生物(酸素が必要)が豊かに活動できる土づくりが考え
方の基本です。
 林さんのお話では、「微生物を飼う」という観点から大切なこ
とは、
  1.空気(酸素がなければ窒息死)
  2.水 (喉がカラカラでは生きていけない)
  3.エサ(腹が減っては働けぬ)
だそうです。これは自分に置き換えてみても分かることです。

・天明さんの畑の土は既に3年目を迎え、表層20cmまでは団粒化
(分からなければ調べてみて下さい)していて、上記1の空気の
通りはよさそうでした。ですから今回は地下30cmまで掘って、腐
敗の心配が少ないと考えられる落ち葉を土と混ぜました。
 悠一朗さんの畑は「粘土質」とのこと。もし硬く締まって水は
けが悪いようならまだ団粒化が進んでいませんから、有機物の深
埋めは避けた方がよさそうです。林さんのHP「転換」のページを
読んで参考にされるとよいでしょう。

(以下転載)----------------------
浅く混ぜる理由は、十分酸素が届く範囲で、入れた有機物を腐敗
させずに、土に触れさせるという意味です。勿論、水による移動
もありますが、大量の微生物が繁殖している有機物が土と触れな
いことには話しになりません。 (中略)

団粒化が進めばそれに合わせ、有機物を次第に深く入れます。目
安は初年度10cm、2年目から5cmずつ深くし、最終的には通常の機
械で可能な、25cm程度まで有機物を混ぜても構いません(順調に
土壌改良が進んだ場合)。

--------------------------------

・次に、「乾燥しやすい」については、何らかのマルチング(地
表部を覆って水分蒸散を抑える工夫)が有効です。
 ビニールマルチがお手軽ですが、私は好きになれません。でき
ればやはり土に還る天然資材を使いたいですね。地元で手に入る
何かよい資材はないでしょうか?
 例えば、林さんお勧めの廃菌床が手に入ればベストです。ある
いは剪定枝のチップ。これらで、地面(畝)の表面を覆います
(HPに写真や厚さなど載っています)。雑草を生やしておくのも
ひとつの方法。また、作物がある程度育つことで葉影が近い効果
を発揮するようにもなります。

・作付けする作物については、私もこれから勉強です!
あまりおっかなびっくりしでなくとも、ほぼ周年作れて簡単に栽
培できるものを、まずは育ててみてはどうでしょう?
 例えば、コマツナ、ラディッシュ(二十日大根)、春菊など。
また、ハーブ類はどれも結構手軽にできます(バジルやルッコラ
などは料理やサラダにもGood!)サラダ菜やインゲン豆もできる
でしょう。4月、5月上旬くらいまでどれも種まき可能です。&#
160;

・それから、土壌改良の役目も果たしてくれるトウモロコシを植
えるというのは興味があります。コンパニオンプランツ(一緒に
植えるとお互いよく育つ仲間)として枝豆とも組み合わせできる
ようなので、私もこれは試してみたいなと思っています。トウモ
ロコシは根が深く張って土を起こしてくれるのと、収穫後に緑肥
として大変よいのだそうです。

(以下「実践2」より)-------------
それ以前は、生食用トウモロコシを作り残滓を鋤込み、少しのキ
ノコ廃菌床で野菜を作る。これを、年二回ほど繰り返していま
す。その間、追肥のつもりで、植物系の葉面散布剤を少し使って
います。

特に、自然農法や有機農法などについて勉強したこともなく、詳
しいことは何も知りません。ですから、特別なことは何もせず一
応、無農薬。ほぼ無施肥。ただ、トウモロコシが土に良いという
ことは、雑穀類などとの輪作に大々的に応用されていて、ここ
(ブラジル)の農業者ならだれても知っています。それで、トウ
モロコシと葉野菜の輪作にしたわけです。
--------------------------------

・以上。あまり付け焼刃を披歴するのもどうかと思いますので、
この辺で。

※ 図はトウモロコシ+枝豆でやってみたいと思った植付けのイメ
ージです。
 (実践経験をお持ちの方のご意見をお聞かせ下さい)

4月17日 國友悠一朗

テラシエラさん、本当にありがとうございます。

早速今日、自分なりに実践してみます。

経済というもの価値が不確かになった今、人間としてシンに豊か
になることが
次の世代に背中でみせてゆく私達大人の使命だと感じます。&#
160;

命輝かせましょう!!!

愛と感謝!!!いつもこころに太陽を!!!

4月17日 テラシエラ

國友 悠一朗 さま

・早速にコメントありがとうございました。
私も全くそう思います。これまでの経済成長の禄を食んできた以
上、その付けは次世代送りではなく、私たちに返す方途を示す責
任があります。

・さて、仕事柄車が日常の私は、今日は久しぶりに電車に乗っ
て、知人が出展する代々木のEarth Dayのお手伝いに出かけまし
た。そして、その道すがら、通販で届いたばかりの本を読みまし
た。
「自然農・栽培の手引き」鏡山 悦子著、川口 由一監修、南方新
社刊
深く自然を見つめる優しい眼差しに溢れていると観じました。丁
寧に描かれたイラストも素晴らしい良書です。私も初心者。この
本からも多くを学べると思います。

テラシエラ

4月21日 テラシエラ

【ヘアリーベッチ効果?! マメ科の威力】 

・4月20日。畑の様子を観に立ち寄りました。最初に目に止ま
ったのはヘアリーベッチの花。「あれっ、これ違う」
 前回作業のときには、私はこれをカラスノエンドウだと思って
いました。そして写真を撮りながら眺めていると、何と、この草
の生えている所とない所では、タマネギの葉の生長度合が違うで
はありませんか!素人眼でも明らかに。(天明さん:タマネギは
昨年11月20日に苗を定植。隣のニンニク(同10月12日定
植)の生長ぶりに比べると、生育状況はあまり芳しくないとのこ
とですが)

・これがマメ科植物の根粒菌効果なのでしょうか?それにして
も、草を刈って作物だけを生かした土地より、草と一緒に繁茂さ
せた土地の方が出来がよいというのは、本当に新鮮な驚きです。
益々この世界に興味が湧いてきました。

※写真では違いが一寸分かり辛いかもしれません。次回もう少し
工夫して撮ります。

(参考)
・冨田さんがご紹介された「現代農業5月号 ~特集:マメ科を
活かす」を私も買って、読み始めました。そこでまた目に止まっ
た記事です。「甘いレタスのためにエダマメをつくる鈴木三兄弟
の話」
(一部抜粋P.54)------------------
「エダマメの樹を戻せば畑が治る」って、これは確実です。借り
たばかりの畑や、レタスの出来が不満だった畑には集中的にエダ
マメの樹を戻します。 (中略)
 でも2年に一回は確実に戻して畑に散らし、青いうちにすきこ
むようにしています。
 畑の消耗を防ぐためだったら、何もエダマメの樹でなくてもい
いのではないかって?そうですねー。でも僕はまず繊維質のもの
を入れたいんです。そうしないと土の量が増えない。(中略)&#
160;
 繊維としてはトウモロコシも悪くはないんですが、エダマメは
根粒菌が付くでしょう。そこが違うんです。・・・
----------------------------
・この方も炭素循環農法そのものですね。

(一寸余談)
・カラスノエンドウは、子ども時代によく慣れ親しんだ植物で
す。ナナホシテントウを捕るなら、いつもこれが生えている所を
探しました(あとオオイヌノフグリ)。アブラムシが沢山付くか
らでしょうね。ところで、カラスノエンドウを一緒に生やしてお
くと、アブラムシは作物よりもこちらの方に付くのでしょうか
ね?

4月22日 テラシエラ

【兵庫の「まっくろくろすけ」からのお便り】

・「19日、兵庫のデモクラティック・スクール『まっくろくろ
すけ』に林さんが来て下さいました!」と、昨日お便りが届きま
した。
 ここは、ひとりひとりが思い思いに自由に学ぶ民主主義のオル
タナティブスクール。学年や決まったカリキュラムはなく、小学
校から高校世代の子どもたちが、すべてを話し合いながら自主的
に運営し、学び合っている学校です。

・お便り下さったのは、スクールのファウンダーのKさん。当日
林さんは、集まった保護者のお母さん方に、教育のことなども含
めて実に有意義なお話をして下さったそうです。ここでは、スク
ールの隣に借りた畑についてのアドバイスをご紹介します。&#
160;

(Kさんのメールより)-------------
忘れないうちに。
林さんは 畑の使い方は西に赤いものりんごなど
南にオレンジのもの みかんなどが
ひかりの加減であうといってました。

またはたけの西側の固い粘土土のところに
ゆっくり根をはる果樹を植えるといい。
手前から畑にしたらいい。
ハーブは土がよくなりすぎると、匂いが落ちるので,家のほうの端
とかがいい。
と言っておられました。
水はけもいいし、日当たりもいいので
いい畑になるよ。とほめてくれました。
ともかく きのこ栽培の終わった木屑があればそれを、
なかったら木の葉を薄くどんどんいれて、土を薄くかぶせると
繰り返していくと、年を追うごとにふかふか土になると。
けいふんとかはいらない、あさく耕す。
土をほじくるのは年に2回でいいとのこと。
うねもつくらなくていい、とか教えてくれました。

ばらは周りの雑草をぬいて、根元においておけばいいと。
そんな感じでした。

ぼちぼち耕す予定です。

-----------------------------------
・不思議ですね。果樹の色と植える位置。少なくとも、頭で考え
て分かることではありません。でも、例えば、何も先入観のない
うちの子供たちなら、自然とそんな絵を描いてくれるのかもしれ
ません。私たち大人は普段意識することもなく、既に感知するこ
とさえできなくなった「自然の法則」が、そこには存在するのか
もしれません。すべてを生かす農法を自らの心と身体に染みわた
らせることができたとき、失ってしまった感性も蘇らせることが
できるのでしょうか。

※掲載写真は、昨夏に私が訪問させて戴いた折に撮影したもの。

4月27日 テラシエラ

【20日後のにんにくとエンドウ】 

・4月27日。にわかに肌寒かった週末から一転、今日はまたポ
カポカ陽気の高津。一昨日NPO自然農食みやぎ(仙台)での炭素循
環農法講習会の模様を天明さんにお伝えした後、畑に出ました。

・写真でご覧戴いているのは、私が初めてこの場所を訪れた4月
7日から20日経過後の様子。
白花のエンドウは、次々と花を咲かせながら、もう沢山の実りを
つけています(全高:約1m)。地表から20cm程の下葉に
は、ところどころハモグリバエの侵入の跡が見られますが、他に
は特に異状なし。

・にんにくは相変わらず健やかに生長を続けています。ただ、ま
ーぼうさんも仰っていたように、個体間の生育にはムラがありま
す。まだ、土が出来ていく途上にあるということでしょうか。&#
160;
それにしても、無臭にんにく(中央写真の左と右写真)の雄姿。
ちょっと彫刻的なスタイルは、まるで何か観葉植物のようです。

4月27日 テラシエラ

【炭素埋設試行錯誤/15日後の土の状態】 

・今日は、前回4月12日に前作残渣と落ち葉をすき込んだ実験
区の土の状態を確かめました。

・コマツナをすき込んだ畝を5cm掘り返してみると、茎以外は
殆ど跡形なく分解。一方、春菊の方は、まだ根が結構瑞々しく、
茎も少し溶けかかったような状態で分解途上でした。しかし、い
ずれも異臭と感じる臭いはしません。腐敗ではなく、発酵分解が
進んでいるのでしょう。

・今回はこれから植付けで、生の有機物埋設2週間後の作業とな
るわけですが、一昨日の講習会でも林さんは「今日収穫したら、
今日(残渣を)混ぜて、今日植える。それが基本!」(そうすれ
ば作付サイクルも増える。できるだけ間を置かないように)と仰
っていました。

※中央写真が前作の春菊。右写真は前作コマツナの畝。

4月27日 テラシエラ

【炭素埋設試行錯誤/実験区の定植】 

・引き続き、手前の2つの畝には、天明さんが育苗して下さった
ブロッコリーとダイズなどの苗を定植しました。一昨日は雨降り
だったはずなので、植付け時にも灌水はしませんでした。

・先(4/15)にご報告のとおり、各畝は4つの区画に分かれます
(それぞれ左から順に下記区分)
1. 落ち葉浅埋め+貝石灰
2.    〃     (貝石灰なし)
3. 落ち葉深埋め(   〃    )
4.    〃     +貝石灰

・果たしてどんな結果が出るのでしょうか??

4月28日 まーぼう

エンドウもニンニクもすごく調子良さそうですね。
葉色がどぎつい緑ではなく優しい感じのいい色ですね。

土作りですが、私の畑はチップライトを入れ始めて2年目ですが、
一番驚いたのはモグラが全然いなくなったことです。
つまり、彼らの餌となるミミズがほとんどいなくなったからだと
思うのですが、それだけ今までは土壌が腐敗気味だったというこ
とですね

連作ですが、私も今回林さんのお話を伺って、「休ませるのはも
ったいない、どんどん作れ」のかけ声のもと、何でもかんでも手
当たり次第に種まきをしています(笑)

4月28日 テラシエラ

まーぼう さま

・コメントの件、林さんの仙台講習会でも関連するお話がありま
した。
「畑に腐植が増えないようにする=ミミズが増えない土地に変え
ること」と仰っていました。

 腐植を増やさない
 ミミズがいなくなる
 モグラがいなくなる
 野ネズミがいなくなる 

※腐植は微生物のフンのようなもの。この腐植の主成分である
「リグニン」をキノコ菌に分解させる;腐植が増えない

・また、次のようにも仰っていました。
「特定の動植物が増えるのは、何かの異常!そういう状態を作ら
ない」
「自然が命を生かすしくみを応用する(そのしくみに逆らわな
い)」

以上。ご参考まで。シンプルながら奥深いですね。

4月28日 peanuts

テラシエラ様
林さんのお話を聞くことができたのですね。少しお尋ねしたいの
ですが、

普通は緑肥などをすき込んで一定の期間は農作物を作付けしない
ようにしますが、CN比が高く、生の物ならすぐに植えても大丈夫
という事で理解してよろしいんでしょうかね。

4月28日 テラシエラ

peanuts さま

・私はこの農法についてご質問にお答えできる立場にはありませ
んが、林さんに伺った情報の範囲で補足させて戴きます。

・まず、25日の仙台講習会では、「今日収穫したら~」につい
て、当日これ以上のお話はありませんでした。

 林さんのHPで関連する情報は、「転換:混ぜる」の項にありま
す。

(以下転載)----------------------

浅く混ぜる理由は、十分酸素が届く範囲で、入れた有機物を腐敗
させずに、土に触れさせるという意味です。勿論、水による移動
もありますが、大量の微生物が繁殖している有機物が土と触れな
いことには話しになりません。
(中略)

やむを得ず、若い雑草やマメ科緑肥、炭素比が低い=窒素が多
い、作物残滓などを使う場合は、炭素比を上げるため乾燥した
り、高炭素資材(未処理のオガコなどの木質は分解が遅く調整効
果がないため不可)を加え調整する必要があります。特に有機物
の処理能力の低い転換初期は要注意です。分からない場合は敷く
にとどめます。  
----------------------------

・私も庭仕事に携わる身故、「堆肥は完熟させたものを使う」は
半ば常識として頭にインプットしていました。なので、peanutsさ
んと同様の問題意識は私にもあります。ですから、生の有機物の
投入と作付けのタイミングについては、自ら検証してみる必要が
あると思っています。

・また、4月4日に新宿で林さんから伺った以下の話も参考にな
ると思います。

(4/4)------------------------
 すべて(の微生物)を飼うことが大切。(そのためには) 第
一に酸素が入ること。次に水。次にエサ。

(有機物を)深く埋める場合には、十分堆肥化すること(1年以
上)。腐らないものを入れること ex.木材チップ
 ※未熟のものは、嫌気性分解でガス発生

 腐り易いものは、埋めずに上に敷く ex.若い雑草や生ゴミ

 〔C/N比の目安〕
 500~1000 : 樹木、木材
 40 : 自然で用済みのもの(落ち葉、とう熟したイネ科の草
etc.)
 25~30前後:※バクテリアによる窒素飢餓注意!
 ~20 : 分解緩やか(堆肥)
 12 :土

C/N比40前後の資材が使いやすい。いちいち機械計測しなくとも分
かるよう、自然の仕組みはよくできている。

 〔糸状菌〕
 糸状菌は、全体でひとつの生き物。バクテリアは単体。
  〃 は、(菌糸を使って)有機物を一旦ガードしてから徐々
に分解する。この作用が有用(バクテリアの爆発的増殖を抑制す
る)

------------------------------

・これまでの私の理解では、「好気性発酵が良好にできる土壌環
境ができているか(団粒化による通気性確保と十分な微生物層の
発達)」が可否の条件になるのではないかと思います。逆にいえ
ば、嫌気に傾いて腐敗し易い環境下に生の腐り易い有機物をすき
込めば、作物への悪影響はあり得ると考えられます。

《ご参考》
・写真は、現在私がプランターで育成中のサニーレタスとチシャ
です。元の用土は数年草花を育てた古土。今回はこれに、土嚢袋
を使った好気性発酵で自作した生ゴミ堆肥を未完熟状態(生ゴミ
投入後14日程度)で混ぜ込み、その当日に苗を植え付けまし
た。
尚、この未熟堆肥は、投入時に腐敗臭など異臭がなく、発酵分解
が進んでいることだけは確認しました。

4月29日 テラシエラ

peanuts さま

《ご参考》
・「土嚢生ゴミ堆肥」については、こちらをご参照ください。
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=40537287&comm_id=3910362 (カドタ式生ゴミ堆肥講習会)

4月29日 peanuts

詳しく説明してくださりありがとうございます。ちなみに自分も
植木屋です。

数年前より炭素循環農法を取り入れて栽培実験をしているのです
が、
すきこむ物(草や緑肥)の量や
回数(年に何回か)
すきこむ時期(夏野菜や冬野菜の前など)
などを試行錯誤してやっております。

今までは鍬混みからは3週間ほどは期間を開けて作付けするよう
にしてました。
C/N比40以上ならすぐに作付けしても大丈夫そうですね。

4月30日 テラシエラ

【『御馳走』でした!】 

・peanutsさんからご質問を戴いた件のつづきです。

・昨晩の食卓で、初めて今回出来たレタスを食しました。
・『これは旨い!!』 (自画自賛で恐縮です。が、)しかし、
昨秋と同じ種にも関わらず、全く別物と思える食感・食味の大躍
進でした。

・収穫前から前作との変化には気づいていました。見た目の葉の
瑞々しさが違うのです。触った感触も、肌にキュっと吸いつくよ
うな感じ。葉に厚みがあるのに柔らかい。前作にはちらほら付い
たアブラムシも殆ど見当たりません(当初1、2匹はいました
が)。

・今回の土は、前作の土に前述の自作生ゴミ堆肥14日目の未完
熟/分解途上を500g程度混ぜ合わせたもの。レタスの苗は、
当日そこへ植込みました。
(生ゴミ堆肥の材料は、野菜屑や果物の皮、卵の殻などで、動物
系の残渣は入れていません。あとは米ヌカ少々と落ち葉、鉢植え
の古土。好気性発酵のため土嚢袋に入れ、水分過多に注意しなが
らほぼ毎日混ぜ返しています)。

・ちなみに、前作(初めての野菜づくり)の土は、古土+完熟腐
葉土+バーク堆肥+EMぼかし少々でした。できたチシャの生育ぶ
りは良好でしたが、今回の収穫物は味と質感が格段によくなりま
した

・さらに、お恥ずかしいながら告白しますと、今回の苗は昨秋種
蒔きした苗の残りです。別の鉢に間引きせずぎゅぎゅ詰めにして
いたら、そのまま太らなかったものです。一冬越したものなので
植えてもすぐ塔立ちしてしまうかと思っていましたが、立派な収
穫物になってくれました。苗には感謝とごめんなさいと謝りま
す。
 そして、このぎゅぎゅ詰めの苗鉢には、冬場もずっとアブラム
シが居たのです。それが植替え後には居なくなった。消毒の類は
一切していません。林さんが仰る「虫には消化できない葉になっ
た」ということなのでしょうか。

・「炭素循環農法」と従来常識とされてきた方法との明らかな相
違点は、「土壌微生物による有機物の分解(発酵)と作物の植付
け・生育とを同時進行させる」ということです。
 ここがポイントだと思うのですが、まだまだ試してみる必要が
ありますね。また、そうするだけの凄い価値があります。
 現段階でもひとつ気づいていることは、「生命力のあるものは
発酵分解されない(?)」らしいことです。生ゴミ堆肥の土嚢袋
の中でも、発芽するタネや作物の生長点は結構と分解されませ
ん。私にもまだよく分かりませんが、生命の不思議を観察してい
ます。

テラシエラ @a caretaker of the Earth

5月03日 テラシエラ

【剪定残渣~公園の落ち葉掃除~土づくり】

・4月30日。朝5時前起床。昨日の仕事で手にした剪定残渣と
雑草を畑に入れてみたくて、たかつ農園に行ってきました。途
中、近くの公園の階段に積もった落ち葉掃除もして半熟腐葉土も
調達。

・まず、まだ何も植付けしていない奥の畝に、昨日の内にチッパ
ー処理した剪定枝(ヒメシャラ、ユキヤナギ)を3cm厚程で敷き
ました。そして、土と和える目的で、かなり完熟に近い腐葉土を
被せて畑土をかけ、軽く混ぜました。

・また、畝間にはまだ生の状態の雑草(ムラサキカタバミ、スギ
ナ、オニタビラコなど)を敷き、これに半熟腐葉土を被せ、少し
土と和えて軽く踏み込みました。踏み込みをしたのは圧縮のた
め。通り道ですし、あまりフカフカ状態では乾燥してしまうと考
えたからです。

・最後に、残った半熟腐葉土を、マルチ代わりに各畝を3cm厚
程で覆いました。

5月03日 テラシエラ

〔今回の資材について〕
・この剪定残渣(剪定作業で切り取った生の枝葉)というもの、
いつも私はブルーシートに包んでリサイクルセンターに運ぶので
すが、夏場だと数時間で発酵して熱を帯びます。含まれる糖分な
どの違いによるのか、草よりもそのスピードは速いようです。枝
の木質を含めたC/N比は草より高いはずですが、生の状態でのこの
ような発酵し易さは、土中微生物の増殖にはよい効果を発揮する
ことでしょう。

・それから、半熟腐葉土と呼んだのは、落ち葉が厚く積もった場
所で、乾いた枯葉をよけた下にある分解途上の湿った落ち葉の層
の部分です。いわゆるハンペンにまでは至りませんが、ある程度
キノコ菌がまわった匂いがします。状態は葉っぱの形をとどめて
いるものの、触るとポリポリと折れる(缶詰めのシャケの中骨の
ような感じ)です。私の想像ですが、細菌類やバクテリアによる
分解に移行する途中段階のものだと思っています。

※写真は半熟腐葉土

・先ほど静岡より戻りました。2日の本村さんの畑の炭素資材投
入量の多さには、びっくりしました!
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プロフィール

たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
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