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『ある確信 「畑に空気を入れることが先決だ」』

神奈川の山本太一朗さんから、次のようなメールがきました。

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昨晩、伊豆の仕事の帰りに急に思い立ち、二宮の「ぽんぽこファーム」さんを訪ねました。昨年9月以来、約半年ぶりのこと。ひとつのきっかけは、たんじゅん神奈川MLのメッセージでした。

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[tanjun-kanagawa]グループの掲示板に投稿があったことを、Yahoo!グループよりお知らせいたします。
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私としては、このプランで行程に入れて頂ければありがたいです。
現在完成予定8月で、畑大改造中です。
この辺りも見て頂ければと思います。

中村隆一

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・到着したのは午後7時頃、もう殆ど日が暮れていましたが、以前にも見学した圃場に一本の深い溝が掘られていました。そして、中村さんがヘッドライトを照らしながらハウスの中を案内してくれました。

・そこで観たものは、かなりの密植ながら全く虫食いなく育つきれいなキャベツや、瑞々しいレタス。巨大なスイスチャード。それに、店頭の万能ネギほどに立派な苗ネギでした。暗がりながら、半年前とは別世界のような光景。

「ここは3カ月以上全く水遣りはしていないんです。植付け後に活着するまでを除いては。炭素資材は廃菌床のみ」と中村さん。

「今回は自分でも驚くほどよく出来ている。苗ネギもこれほど大きくなるとは。それに、よく観ると雨漏りする場所の苗ほど小さいんです」

「宮城のおおつきさんとも”畑の風穴”のことを話していたが、この様子を観て確信を得た。それで、表の畑も溝切りを始めた。ドリルでは間に合わないので、ユンボで掘っている。ここは80cmくらいは棒が刺さるので、深さ1mの溝を何本か切るつもり。そして、溝には豊富に手に入る剪定チップを充填する」

・私も先週、兵庫と福岡で幾つかの転換中の圃場を観ていた途上、電話で話したおおつきさんの言葉を思い出しました。「畑も田圃も最初にやるべきことは『空気を入れること』畑なら土に、田圃なら水に。炭素資材を大量に入れるのはそれが出来てからでないと、腐敗が起きて結局どうどう巡りしてしまう」

・私も昨晩あらためてこのことが腑に落ちました『畑に空気を入れることが先決だ』

 そこで、今回の中村さんの圃場を始め、幾つかの事例をWebアルバムに集めてみました。内容としては、
 ?ハウスの事例(極限まで水を切っても作物は育つ)
 ?露地で如何に水を切るかの事例(高畝や排水路の設置、深い溝切り)など。

 https://picasaweb.google.com/110338687175024105673/2012_04_23#

・皆さんはどのような工夫をされているでしょうか?

・また、この事例をご覧になって、水捌け不良が気になるとしたら、試しに1畝だけでも対策を施してはみませんか?

 実際には中村さんのハウス内でも、ブロッコリーのように虫害を受ける作物も同時にあります。恐らくは根が深く入るものほど、より土壌深層の肥毒などの影響を受けるからなのでしょう。ですから、水捌け対策を施したからと言って、まだ先があることも事実です。しかし、「空気を入れること」が第一関門であることは、やはり間違いないでしょう。

テラシエラ 山本 太一朗
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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