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ハウスピーマンの遠藤弘さん 三重で語る

 9月6日、伊藤嘉洋さんの案内で、ハウスピーマン栽培をたんじゅん農法で成功させている茨城・神栖の遠藤弘さんと共に、たんじゅん仲間が集まって、
鈴鹿・四日市周辺の、トマト、イチゴのハウス、また、耕作放棄地(候補地)を見て回った。また、未利用有価物をあつめて、発酵させている大谷さんの会社をみて、それを畑に活かそうとしている若い方の畑も見た。

そのあと、20人近くが集まって、展望の持てる農業をこの地域でどうやっていくか、それぞれが思うところを、夜遅くまで出し合った。そのなかには、岐阜・白川の服部晃さん、愛知・津島の稲垣正貴さんの顔もあった。

ここでは、遠藤さんの話が面白かったので、紹介したい。
(かなり自己流に聴いたので、ご本人の趣旨とは少しずれているかも?ご了承を!)

(下に続く)
 遠藤さんは、たんじゅん農法を始めて、4年。今年は、ハウスのピーマンにまったく病気が出なくなった。収量も味も、満足の行くものになった。
 ところが、そのピーマン栽培を今年でやめることにした。それは、なぜか。

 10年前から、遠藤さんは、事情で奥さんの両親の後をつぎ、いわば、新規就農を50代で始めた。
 最初の年は、まだ、めずらしかった水耕栽培を施設を作って始めたが、それが土壌汚染を招くと知って、すぐにやめ、その後は、堆肥を使った有機農法を、6,7年。試行錯誤の連続だった。

 業者から、「有機のものは、慣行農法のものに比べて、C級品だ」と言われているのを知り、慣行農法以上のものを、無農薬で作りたいと決めた。
 それには、大事なことは、一に、「ガマン」。二に、「腹をくくること」という。

*     *     *
 なぜ、茨城でのピーマン栽培をやめるか、その理由の一つは・・・

 最近の若い方たち、農業を目指す人たちを見ると、特徴がある。
 できるだけ、おカネをかけないで、農業をしたい。
 絶対、土(地球)を汚したくない。
 しかし、それでは自給自足をするしかない。だが、それでは、家族を持って暮らせない。
 100円市などの個人売りでは、独身なら別だが、家族では食っていけない。
 経営感覚が薄い。社会が視野にない。

 遠藤さん、今、63歳になって、この10年農業の山を登って、今、3合目まで来た。そこで見えてきたものを、若者たちに伝えていく役があると、感じだした。
 日本の農業は、ドーンと肥料を使ってやってきてきた。
 それを、もっと幅広いところから、見ながら、一歩一歩良くしていきたい。
 各地域で、それぞれがよくなるようにやっていけば、日本全体が良くなってくる。

 だれでも、農家なら、ものがなんとかできるようになったら、
 次は、おいしいものを育てたい、そして、収量を上げたい。
 今,茨城で、一人(夫婦)で、そこまでやってきた。

 その次は、同じような考えの<みんな>で、おいしいものを栽培し、地域で売ることをしたい。そこには、レストランもあるといい。

 幸い、たんじゅん農法に出会ってから、遠藤さんのピーマンは好評で「オイシックス」というネット販売が、遠藤さんの決めた値段で買ってくれた。ところが、それが消費者の手に渡るときは、倍の値段になる。(組織が大きくなって、その経費がかかるという)
   
 それを解決するには、グループで、「たんじゅん村」のようなものを作り、量をまとめ、ブランド品にしていかないと、流通から相手にされるものにならない。
 「たんじゅん村」では、多品目にする。単一作物にすると、その中で値下げ競争になる。
 まずは、2,3町歩(ha)でいい。ハウス栽培を中心に、生産を安定させる。

 1町歩は、ハウス、1町歩は、露地。1町歩は、直売店、レストランなど
 露地は、ハウスに比べて、天候(雨)の影響を受けやすいことを考慮する。

 ハウスは、一棟一反で、各自が担当する。(一人ができるのは、一反ぐらい)
 ハウスを3~5棟建て、多品種生産する。その間で輪作をして、なるべく、冬場暖房費に頼らない栽培体系にする。

 何かを始めるとき、失敗しても、腹がくくれる範囲で始めることにしている。
 そこで、2~3町歩ならば、資金調達もできようし、収穫したものも、それぐらいなら販売可能。
 それぐらいなら、たとえ失敗しても、腹をくくれるのでは・・・・
腹をくくれるぐらいの範囲からはじめる。

 できれば、各地域(県単位)ごとに、生産を担当する、独立した、「たんじゅん村」ができれば、それらの個性ある「たんじゅん村」間の情報まとめ役として、「たんじゅん株式会社」をつくり、流通の流れ、生産の調整、資金の調達など、各地域でできないことを、総合的な立場でつかさどる。

 そんな姿を、最初から、しっかり描いて、できることなら、完全に近い形で、ぜいたくにはじめたい。
 たとえば、チップを使うなら、広葉樹のチップでスタートする。それを夏場に撒く。
 次の年から、ピーマン、あるいは、イチゴを始める。

 それにふさわしい場所と仲間を探して、この一年は使おうという「贅沢な」考え。
 まずは、三重から、スタートというわけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という話でした。
それを聴いて、あなたは、どう思いますか。
一口で「たんじゅん村」といっても、それぞれ異なる。
なんでもありが、たんじゅん村。

でも、そのなかで、これだけは外せない基準がある。
それは何か、それをはっきりしていくのが、「たんじゅん村」づくりかも。

もしも、ここも見に来てと、遠藤さんを招待してはどうですか。

いっぱい出し合って、夢が理想でなく、実現させていけるでしょう。

そのきっかけに、遠藤さんの話がなれば、遠藤さんは、自分のことのように、喜ばれることでしょう。
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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