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5.12 「木・木ハウス」参観レポート

土を作らず、発酵ガスだけで、無施肥無農薬農産物のハウス試験栽培
――― 生きた高濃度CO2をハウス外の生チップから供給 ―――

場所と試験者
 長野県御代田町草越1173 (TEL 0267-32-3366)
  (株)東信花木(総合造園業) 尾台 聿雄(おだい いつお)
 
Ⅰ はじめに 
 2013年3月末と、5月半ば、尾台さんの案内で、2回、参観させてもらった。
尾台さんは、本業の造園業で、不要になる木材の根や枝などの処理法として、チップ化をしている。
 (直径20cm以上の幹でも簡単に破砕できるチッパーを年に一度リースで一週間借りて、数十トンものチップに。一般に利用価値のないとされているカラマツが4分の3、そのほか広葉樹など)
 その有効な利用法として、8年前から、その木質チップを発酵させ、その熱でハウスの暖房にした。
 ハウスは、通常の農業ハウスと異なり、柱に木材を使った。構造は片流れ屋根型にし、しかも、保温性を上げるため、2重のビニール張りにした。そのことで、化石燃料の消費をおさえ、同時に、CO2の削減に役立てようとした。

このハウスをここでは「木・木(もくもく)ハウス」と呼ぶことにする。「木質チップを発酵させた気体で満たした、木材を柱にしたハウス」という意味である。
 ところが、試験しているうちに、思いがけないことがわかってきた。

 「木・木ハウス」内の土壌は、畑の土ではない。山土のままで、施肥はしない。炭素資材もいれない。
 そのハウスの外に、チップの発酵槽を作り、その発酵ガスをハウス内に導いた。
すると、ハウス内で、無施肥、無農薬の良質の農産物が、通年で促成栽培され、しかも収穫量が一般よりも増えた。

 チップの発酵ガスだけで、土づくりをしなくても、農産物が年中効率よくできる。
その原因としては、二つ考えられる。
一つは、ハウスに引き込まれる発酵ガスには、高濃度のCO2が含まれ、ハウス内は、5000ppm前後、最高時には、7000ppmを超える。それが、植物の生育に効果が大きい。
二つは、室内温度は、外気より、10℃以上高い。

ただ、そういった従来の科学だけでは十分に説明ができない、あらたな科学のヒント、始まりが、この尾台さんの8年間の成果にはあると感じられる。この成果は、これで完成ではなく、むしろ、新たな発展のための基礎になるのではなかろうか。
そこで、今後のその応用・発展のために、現代の科学の常識からはずれた面も顧みず、尾台さんの研究から何が学べるかを、人間基準ではなく、自然基準で、レポートしてみた。

ハウス見学の写真は、https://plus.google.com/photos/110716556042971360940/albums/5862607774391670753

Ⅱ 「木・木ハウス」の構造

1)片流れ屋根
 一般のビニールハウスは、丸屋根であるが、「木・木ハウス」は、南側が低い、片流れ屋根である。
 南面が2m、北面が4m。床面積は210平方m[7m×30m]。

2)柱材
 一般的なハウスは、金属を柱に使っている。
 それに対して、「木・木ハウス」は、柱に、カラマツ丸太材を、皮付きのままで使っている。
 地下を2m掘って、下2mだけ防腐処理した柱をビニールで巻いて埋めている。
耐用年数を30年と想定。
 天井は、角材を使用。2本の角材を互い違いの向きに使って、強度を増している。
 (現在、カラマツは、木材として役立たないとして、立木のまま放置されている)

3)壁面と天井
 壁面は、熱の保温性をよくするため、柱を挟むように、2重のビニールシートで被覆している。
 南面と天井のビニールシートは、繊維を入れて強度を増したものを使用。6年~8年で張りかえる。
 それ以外の面は、青シートを使用。光の透過度は、通常のハウスの半分くらい。

4)高温時通水冷却 
 「木・木ハウス」の欠点は、保温性がいいために、夏場など軽井沢とはいえ、、室温が50℃以上になる。植物は、30℃以上になると成長が止まるので、その対策がないと、作物はできなくなる。外気を入れると、CO2の濃度が下がるので、それはできない。

 そこで、尾台さんは、電気も燃料も使わず、山の水を引いてきて、30℃以内に室温を制御している。
 その仕組みは簡単。ハウスの北面の壁の上部に、250mのホースを端から端まで、グルグル4周させている。室温が30℃を超えると、そのホースに山の水が流れるように、センサーがセットしてある。山の水の温度が、年中15℃前後であるのを利用した、天然のクーラーである。
 それでも、夏暑くて、30℃以上になるようなら、ホースを500mまで長くすることも考えている。

Ⅲ 発酵槽の仕組み
 発酵槽は、ハウスの南側に隣接して、作られている。深さ2m広さ50平方mで、体積は100立方m。カラマツが7,8割の木材チップを入れている。

 地下2m掘ると、水が湧いてきたので、それ以上は掘らないで、木の根を敷き詰め、その上に、チップを置いた。さらに、空気がチップ内に入りやすくし、発酵を促進するために、地面から50cmチップを盛り上げている。
 さらに、チップだけだと、発酵しにくいので、チップ量の5%ほど、チッソ資材(鶏糞やぬか)をまぜている。発酵槽は雨ざらしにし、水分を6,70%ぐらいにすると、よく発酵する。

 発酵槽の底には、径15cmの穴あき塩ビパイプ(灰色)を埋め、その先端は、ハウスの南壁面の下から、ハウス内に斜めに1mぐらい突き出し、発酵した4,50℃のガスが少しずつ排出されている。

Ⅳ 「木・木ハウス」の特性と課題

1)木・木ハウス
 「土づくりをしない」、「土がいらない」、「肥料も炭素資材もいらない」、「水がいらない」、「暖房がいらない」。それで作物が年中育つ。
軽井沢という地で、人工的な暖房に頼らずに、キャベツは年6回収穫。ナスやトマトなどが、一年以上なり続けている。暖房費が要らない、建築費も安くすむ。間伐材利用で、林業にも貢献。
現在の農業の常識から考えられない、画期的なことが、「木・木ハウス」では起きている。

それは、「木」材のチップの発酵ガスを発生させ、それを「木」造りのハウス内に導いて、作物を育てるという、二つの「木」と「木」を活かしたハウスだからで、かってない試みである。

尾台さんは、信州大学と共同研究で、このハウスの栽培システムを、国際特許に申請している。
柱を、木から、通常の金属パイプに換えたのでは、ハウス内の温度は、数℃低くなる。木は、金属に比べて、熱を伝えにくいことによると考えられる。

尾台さんの仕事は、造園一般。農業は本職ではない。だから、この「「木・木ハウス」」をさらに研究していくわけではない。ただ、この試験結果は、基礎研究であって、これにみんなが注目して、それぞれの立場から研究を深め、応用してもらえれば、新たな分野の大きな成果に発展する可能性があると考え、そのためのノウハウの提供は惜しまないと言っている。

2)CO2に2種類
 ハウス内のCO2濃度は、入り口を締め切った場合、5000ppm。高いときは、7000ppmにもなる。通常の大気のCO2濃度は300ppmぐらいだから、一桁以上高いことになる。
 尾台さんが依頼して共同研究している信州大学の調べでは、化石燃料を使って、同じ高濃度のCO2濃度にした場合、このハウス内の植物のような、画期的は生産性を示さなかった。

 化石燃料の燃焼で生成されるCO2と、チップの発酵によってできるCO2。どちらも、現代の科学からいえば、違いはない。区別はない。 ところが、植物は、その二つを、明確に区別をつける。
なぜだろう。

それは、植物の生育に必要なエネルギーと、燃焼エネルギーと、同じか、異なるのか、という問題ではなかろうか。現代の科学では、生命のエネルギーと、物質の燃焼エネルギーと、区別していない。いいかえると、「命」を物質的に観ている。
 ところが、植物は、木質チップと微生物などの生物反応でできたCO2と、物質の化学変化によってできたCO2を区別したということは、生物の営みを、単に、物質の化学反応と観る人間の考えは間違っているということを知らせているのではないか。

 すでに、科学の世界で、飯島秀行は、「発酵とは、見えないがある、命のエネルギーを、物質に吸引することである」ことを、さまざまな実験事実で証明している。また、林幸美の解説する無施肥の農法では、「見えない向こう側から物質世界にイノチを組み立てることを発酵、逆を、腐敗」とみて、見える物質の世界と見えない世界を総合的にとらえることで、農業などの命の関わる現象を解明できるとしている。

 もし、そうであるなら、化石燃料の燃焼という物質間の変化と、チップと微生物が関わる発酵というイノチと物質との変化では、同じCO2といっても、働きが異なるのは、当然と言えよう。それについては、今後のより深い研究が必要とされよう。
 一般的に、ハウスの暖房は、燃焼によるものが多く、その結果として、ハウス内のCO2が増え、作物の生育によいとされている。が、それと比較して、この東信花木の「「木・木ハウス」」の作物の陣所言う出ない生育は、単なるCO2濃度の違いということではなく、CO2の質の違いと、今後の研究で解明されるのか、どうか、注目される。

 その結果いかんでは、単に、2種のハウスの質的は違いではなく、植物にとって、何が必要か、ひいては、命とは何かの問題、新たな解答が得られるかもしれない。

3)密閉式と夏季対策
 「木・木ハウス」は、一般的なハウスと異なる点がもう一つある。
冬だけでなく、他の時期も、2重のビニールシートで「密閉」されている。
それは、尾台さんによれば、CO2濃度を高く保つためである。入口を開放すると、5000ppmだったのが、3000pp以下に下がってしまう。

だが、しかし、このハウスの密閉効果は、それだけでないかもしれない。
 飯島秀行によれば、生物に必要なエネルギーは、発酵によって吸引される。そのために、モノに圧をかけることが必要としている。確かに、発酵させる際、漬物であれ、たい肥であれ、圧をかけている。
 「木・木ハウス」でも、外の発酵槽では、2m以上積んだ木材チップが、その圧によって、発酵している。それを平らに広げたのでは発酵しない。

その考えが正しいなら、植物が生育する際、植物自身がエネルギーを吸引するには、圧をかける方が、生育はいいはずである。すると、「木・木ハウス」の密閉は、圧をかける効果もしているのだろうか。
もし、それが効果あるのであれば、一般のハウスでも、風通しや室温の問題はおいて、なるべく側面などのビニールを開放しない、あるいは、開放を遅らせるほうが、作物の生育を助長するということになる。それは、今後の研究・検討課題の一つではなかろうか。

ただ、この試験結果を応用するには、密閉式の問題点、高温対策を考慮しなければならない。
夏場、内部の温度が高くなる。そのために、尾台さんは250mのホースを使って、水冷している。
軽井沢ではそれで済むとしても、全国的に見れば、ホースを2倍に長くしても、30℃に保てるか。

それについては、目的によって、さまざまな対策がありえよう。
① 高温時には、CO2濃度を犠牲にしても、入口などを開放して、外気を取り入れる。
② 夏場は、栽培そのものをやめる。(ソルゴ―などの緑肥作物を夏場だけ植え、炭素資材にする)
③ 構造が複雑になるが、密閉と開放の切り替えができるようにする。

4)木・木の材料
 尾台さんの「「木・木ハウス」」は、柱も、チップ材も、カラマツを使っている。
 長野県だけでなく、あちこちで、カラマツ林をよく見かけるのは、利用価値がなく、放置されているからである。 カラマツは、油が多く、また、ねじれる性質があり、建築材として使われない。

 尾台さんは、それを見て、カラマツを有効利用したいと考え、薪ストーブの燃料として売ったり、ログハウスをカラマツで造ったりしている。(カラマツ材は、ねじれるので、ログハウスに使われない。しかし、その丸太同士を硬い木のクサビで繋ぐことで、ねじれを防ぎ、別荘販売する仕事もしている)
 「木・木ハウス」は、そのカラマツ活用の延長上の仕事だった。

 尾台さんが、チップとしても、柱としても、カラマツが一番だと言う。
 ただ、全国的にみれば、それは少なく、その土地で、手に入りやすい材料を探して、研究してみることになる。それが、杉材であったり、なかには、広葉樹であったりするかもしれない。課題である。

5)発酵ガスの成分
 「木・木ハウス」では、土作りをしないでも、作物は育つ。肥料を与えないだけでなく、植物の根元や、土には、炭素循環農法でいう、炭素資材も、一切やらない。
 それで作物が育つのは、養分を土からではなく、気体から吸っていると考えられる。

南側に隣接する発酵槽の底から導かれた太いパイプが室内に発酵ガスを放出している。
その温度は4,50℃。生物由来のCO2と水分を多く含み、ハウス内のCO2濃度は、数千ppm。湿度は90%以上。

作物は、根からではなく、葉や茎からの養分吸収で育っている。
ハウス内の作物は、いずれも、地上部の大きさに比べて、根の張りが浅く、小さい。
トマトやキャベツの苗は、育苗用のポットを外さないで、そのまま植えているが、生育が早く、しかも、根が小さいのに、茎や枝、葉は、通常のものよりもかなり大きい。

そういったことから推測するに、発酵槽からの気体は、単に、高濃度のCO2と水蒸気というだけでなく、植物の生育に必要な成分をほとんど含むのではなかろうか。
従来の科学、農学では説明できないものが、発酵ガスには含まれているのであろう。
たとえば、肥料の主要成分、チッソ、リン酸、カリは、固体で、水に溶けて、植物に吸収される。だから、それらが気体として、植物に吸収されることはない。

ところが、実際には、植物は、肥料も炭素資材ももらわないで、発酵ガスだけで育つのだから、肥料に相当する生育の養分が、発酵ガスの中に、ほとんど入っているのだろう。
例えば、チッソ、リン酸、カリは、ミストになって、葉や茎から吸収されている可能性もある。
その場合も、無機肥料的なチッソ・リン酸・カリと、発酵して発生してくるチッソ・リン酸・カリとは、CO2に二種類あったと同じ理由で、まったく異なる働きをするのではなかろうか。

物質としての肥料にたいして、命のエネルギーを吸引した養分は、微生物、あるいは、目に見えないモノとして、ガスに含まれているかもしれない。
そういったことも、これからの課題であり、深く研究されていけば、明らかにされるであろう。

6)植物生育の根本原理の検討
 「土づくりをしない」、「土がいらない」、「根に、肥料がいらないだけでなく、炭素資材もいらない」。
 ということは、単に、植物は、根でも育つが、茎や葉でも育つ。下でも育つが、上でも育つ。
 と解釈することができる。

 しかし、もっと根本的な課題を、そのことは提供してくれているのかもしれない。
 一般的には、植物は、光のエネルギーで、H2O とCO2が反応して、糖C6H12O6と酸素O2を、作り、その糖をカロリー源として生きている、と考えられている。いわゆる光合成理論である。

 ところが、二酸化炭素には、物質的なCO2と、生命のエネルギーを蓄えたCO2の2種類ある。「木・木ハウス」では、生命エネルギーが高いため、光の透過度が通常のハウスの半分ぐらいなのに、作物の生育が非常にいい。
 そういったことは、いままでの常識や本に記されていることとは、異なっていて、しかも、どちらが本当かは、簡単にはわからない。
もしかすると、植物は、光合成理論とは、異なる原理で、生きているということもあるかもしれない。
それについては、飯島秀行は、「空」と「物質」を総合した、宇宙の法則を提案し、いくつかの実験から、あらたな解説を行ってきている。(『たった一つの宇宙の法則』ヒカルランド)
 それも今後の課題になろう。

7)ハイブリッドした「3木ハウス」
 土を作らない「木・木ハウス」に、土を作る「たんじゅん農法ハウス」(簡単に「たんじゅんハウス」という)を組み合わせたら、どうなるか。
 どちらも、肥料を使わない。
ただ、「たんじゅんハウス」を組み合わせることで、微生物の餌を、土に浅く混ぜる。

微生物の餌は、チップ。そのチップは、微生物が食べれるように料理済みのもの。葉や小枝の混じった広葉樹であれば、生チップでいい。広葉樹の幹であれば、糸状菌が食べれるぐらいに、3カ月以上置いたもの。針葉樹であれば、そのにおい成分が消えた半年から1年経ったもの。竹なら、半月。
「木・木ハウス」に、さらに、土の微生物に「木」のチップ。名づけて「3木(木・木・木ハウス」。
ハウス内の土が団粒化してくれば、「木・木・木ハウス」は、どうなっていくのだろうか。
「木・木ハウス」の特徴が抑えられ、失われるのか、それとも、もっと、作物の生育、味が、よくなるのか。
これも、これからの実践研究の大きな課題になるだろう。

Ⅴ 終わりに
 2回の「木・木ハウス」の参観の際には、尾台さんに、時間を数時間さいて、親切丁寧な案内をしていただいた。特に、2回目の参観の際には、参加者が40名になり、そのため、案内だけでなく、昼食(焼肉)の準備まで、尾台さんが、朝から自分で走り回って、材料の買い出しから大変お世話をいただいた。
 
参加者は、何のお礼もしないで、タダで話を数時間聴き、お昼の材料代を出しただけ。使った野菜は、ハウスのどれを取って来て食べてもいいよと言われ、採取した野菜を焼ラム肉と一緒に、お腹一杯いただいた。
日本で有数の造園業の社長が、下働きをしながら、参加者の様々な質問、要望を聴き、要望を全部受けてもらって、福岡から新潟まで、参加者はみんな、頭も腹もいっぱいにして帰っていった。

そんな参観ができたのは、尾台さんの並はずれた人柄のお陰であるが、同時に、「木・木ハウス」の8年間の試験研究を、その価値がわかる方に発展させてもらい、これからの農業に役立ててもらいたいという、熱い願いがあってのことである。
また、従来の科学、農学では知られていない、新たな自然の叡智がそこにはちりばめられてあるとの直観的確信で、従来の科学にとらわれない実践的な研究を、参加者に期待されてのことであろう。


今後、この「木・木ハウス」を改良したり、発展させたりの実践をされる方が出てくれば、互いに、情報を交換し合し、交流し合えば、いろいろな新たな知見、智恵が出て来ることが期待される。
少しでも、実践されたり、試験されたことがあれば、レポートをお待ちしている。
(連絡先 たんじゅんネット世話人 tanjun5s@gmail.com )             
          
                                       2013.6.1

参照 『現代農業』農文協 2012年12月号168~173「発酵熱利用のスーパーハウス」尾台聿雄さん
林幸美さんからのメッセージ

木・木(もくもく)ハウス、大変面白い技術ですね。
炭循農法は地下空間を最大限活用する方法です。その地下空間を地上のハウス内まで延長拡大し実質上、地上空間をゼロにしたのが木・木(もくもく)ハウスですね。

植物は地上と地下を繋ぐ役目をしています。微生物から進化の結果、地上空間に進出してきた植物にとって地下空間と条件が近く、広くて自由度の高い空間があれば何処でも良いわけです。
植物は機能上、根と茎葉部分に分化していますが本来は同じ細胞。両方とも同じ機能を持っているはずです。炭循農法では根を最大限機能させ、木・木(もくもく)ハウスでは茎葉を最大限機能させるわけです。どちらに重点を置いても原理的には同じです。

当然、両者の中間的なやり方は限りなくあるわけで、最も条件に適した上下バランスを選べば良いわけです。
例えば、三重のトマトハウスのような場合、チップを敷き詰めたり溝に埋め込み、寒冷期は木・木(もくもく)ハウス式、暑い期間は普通のたんじゅん式に近づけるような管理をするのが合理的と思います。

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Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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