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空気不足と水分不足

秋の交流会のてはじめに、京丹後、富山・南砺、石川、そして、福井・坂井と、
畑を回りながら、みなさんのお話を聴かせてもらってきました。

今回は、石川の若林平慈さんが、お役所の休暇をとって、一緒に回ってくださいました。さすが、果樹の指導員。いろいろ勉強になりました。

京丹後では、青木伸一さんが、今年から、5ヘクタールに拡大した畑で、作物が育ち始めて、元気にやっておられましたし、富山・南砺の吉田稔さんは、仲間と、木木ハウス作りをはじめられ、意欲満々。(写真)
中嶋さんのハウス野菜の小松菜は、とてもいい色で、しかも、出来も素晴らしく、早い成果に驚きました。畑に、小さなキノコが生えているのは、まさに、畑が先生でした。(写真)

石川県の畑巡りでは、相変わらず、あちこちで、若い方が、成果を上げつつあって、楽しみです。
若林さんのたんじゅんで、手をかけている果樹園も、いくつか見せてもらって、リンゴが2年目、大きな実をつけ始めていて、来年は収穫できそう。ブドウも、一房最高5万円、平均すると7,8千円という、特産のルビーロマン(糖度18以上を出荷)。それをたんじゅんでやっている畑もみせてもらって、剪定枝だけで、ちゃんと大きな房が美味しくなっていました。(写真)

そのなかで、特に印象に残ったのは、畑の水分と、作物の病気のことです。
たんじゅん農では、この2,3年、水は邪魔、空気が大事と、溝掘りなどが、作業の主になってきています。
ところが、今回、水分不足で、うまくいっていないところが、かなりありました。

例えば、砂地のところで、畦の間を深く掘って、シソは良くできたが、目的の野菜はできない。
あるいは、ブルーベリーや、イチジクなどに、剪定枝を積んで、育てているが、成長しない。
どちらも、水分不足が原因ではなかろうか、ということです。
もし、そうであるなら、砂地では、溝を深く掘らないとか、果樹で乾燥を防ぐには、剪定枝でなく、木材チップにするとか。

<水>は要らないが、<水分>は、微生物にとって必要です。
病気や害虫が発生は、<水>が多すぎる場合だけでなく、<水分>不足の場合もあるということです。

A < 水>が多い場合
  二つ原因があって
     ①  排水不良による 酸素不足 新根の枯死 → 水分不足 → 葉の異変
                         樹上での堆肥化 腐敗
     ②  窒素が多い。(たんじゅん農では、これはないでしょう)
  病気は、灰色カビ・・・ブドウ、斑点落葉病・・・ カキ リンゴ ナシ (黒星)

B <水分>不足の場合
   虫が多い・・・   ハダニ 毛虫
   病気ではウドンコ病

酸素不足と、水分不足で、微生物飼育係の仕事は、全く違ってきます。
どちらなのか、素人でもみわけられるといいですね。
それについては、若林さんが、いずれ分かりやすく、パワーポイントを用意してくれそうです。
問合せ先
若林平慈さん h-waka59biji@i.softbank.jp

レポート 井中 門
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たんじゅん 

Author:たんじゅん 
「虫がつく野菜は、人間の食べ物ではない、虫のエサ。人間の食べ物は虫がつかない野菜。虫も野菜も人も、すべてが生き生きとしている。もちろん、お百姓も未来の大人も・・・」。
それが、自然・天然の仕組みと聞いて、びっくり、納得。
人間の側からではない、天然の側からのたんじゅんな農法は、もしかすると、戦争のない平和で豊かな世界の一つの実験、実顕ではなかろうかと、その実践報告を集めている。
連絡先メールアドレス tanjun5s@gmail.com

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